商品カテゴリ
フェノパス(FENOPAZ) 5mg 30錠
商品名 | : | フェノパス(FENOPAZ) 5mg 30錠 |
---|---|---|
ブランド | : | サバ |
有効成分 | : | ソリフェナシン(Solifenacin Succinate)5mg |
内容量 | : | 30錠 |
剤形 | : | タブレット剤 |
フェノパス(FENOPAZ)の概要
フェノパスは過剰な膀胱の収縮により、頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁などの症状を引き起こす過活動膀胱の治療薬です。現在、日本では40歳以上で8人に1人(国内推定で800万人)が、過活動膀胱の症状を持っていると言われている、身近な疾患です。
過活動膀胱の原因は神経回路の障害や、年齢によって骨盤底筋が弱くなること、男性であれば前立腺肥大などですが、原因が特定できない場合も多い疾患です。膀胱に尿が十分に溜まっていないのに、膀胱が勝手に収縮するため、急に尿意がでて、トイレに行きたくなってしまいます。
フェノパスは膀胱の過剰な収縮を抑制し、過活動膀胱を治療することで、膀胱に大量の尿を溜めることができるようになり、尿漏れや急激な尿意を改善することができます副作用が少なく、効果持続時間が長いという特徴があります。
2003年にインドで設立された新興製薬会社であるサバ(SAVA Healthcare Limited)社によって、製造・販売されています。サバ社はインドで最も治療分野が幅広く、約500以上の医薬品を製造しており、医薬品の委託製造や研究開発も盛んにおこなっています。世界的にも有名であり、複数のグループ会社も所有している大手の製薬会社です。
フェノパスの効果・効能
フェノパスの有効成分はソリフェナシンであり、抗コリン薬と言われています。膀胱の収縮は、アセチルコリンという神経伝達物質が、膀胱の平滑筋にあるムスカリン受容体という物質に作用することで起こります。ソリフェナシンは、そのムスカリン受容体におけるアセチルコリンの働きを阻害することで、膀胱の収縮を抑えます。
その結果、膀胱の緊張が緩和し、膀胱の収縮を抑制することで、膀胱の容量が大きくなり、頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁などの症状を引き起こす過活動膀胱を治療します。膀胱の過剰な収縮を強力抑えますが、膀胱以外の他の臓器には影響を与えない性質がありますので、安心・安全に効果が期待できます。
ソリフェナシンは過活動膀胱治療薬として、高い効果が期待できるため、日本だけでなく世界80ヵ国以上の国で承認・使用されている成分です。
フェノパスの使用方法・注意事項
フェノパスは通常、成人では1日1回、1錠(5mg)を服用します。症状や年齢などで適宜増減できますが、1日の最大服用料は2錠(10mg)までです。中度の肝機能障害のある方は、1日1回、0.5錠(2.5mg)を服用から開始し、慎重に服用していきます。最大服用量は1錠(5mg)までです。
服用する時間帯は決まっていませんが、毎日同じ時間に服用することをおすすめします。また、飲み忘れに気付いた時は、すぐに服用して下さい。ただし、次回の服用分との時間が短い場合には、1回分とばして次回分から服用して下さい。絶対に2回分を1度に飲まないでください。
副作用としては、口内乾燥、便秘、霧視、排尿困難、等があります。稀に重大な副作用として、アナフィラキシー、肝機能障害、心室頻拍、心房ブロック、高度徐脈、等があります。
すべての副作用を記載したわけではありません。尿閉がある方や重度の肝機能障害あがる方は使用禁忌です。その他にも、使用禁忌や併用禁忌がありますので、使用前には必ず医師や薬剤師に相談して下さい。
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
オススメの関連商品
レビュー
役立つ情報をお寄せください。