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リシノプリル(LISINOPRIL) 2.5mg 28錠
商品名 | : | リシノプリル(LISINOPRIL) 2.5mg 28錠 |
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ブランド | : | ユーケージェネリック |
有効成分 | : | リシノプリル(Lisinopril)2.5mg |
内容量 | : | 28錠 |
剤形 | : | タブレット剤 |
リシノプリル(LISINOPRIL)の概要
リシノプリルは血圧を下げるお薬(降圧剤)です。1991年に発売された降圧剤のロンゲス、ゼストリンのジェネリック医薬品になります。血管を拡張することで血圧を下げる効果を発揮しますが、単に血圧を下げるだけでなく、心臓や腎臓の保護作用や糖尿病の改善などにも効果のあるお薬です。ですので、上手に使用すれば、複数の効果が期待できます。
単純に血圧を下げる効果だけで言えば、アムロジピンの様なカルシウム拮抗薬などの方が、強い効果を発揮しますが、リシノプリルは心臓や腎臓の保護作用があるため、慢性心不全(軽度~中度)や慢性腎不全(軽度~中度)等の方にも用いられます。さらに、インスリンの効果を増強させてくれる働きがあるので、糖尿病の改善にも期待ができます。
リシノプリルは、ジェネリック医薬品を複数メーカーから取り扱う製薬会社であり、イギリスにあるユーケージェネリック(UK Generic)社が販売しています。
リシノプリルの効果・効能
リシノプリルの有効成分はリシノプリルであり、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬といわれています。アンジオテンシンがアンジオテンシンⅡに変換され、アンジオテンシンⅡが受容体と結合することで、血圧が上がる作用が起こります。そのアンジオテンシンがアンジオテンシンⅡに変換することを阻害することで、血圧を下げる効果を発揮します。
血圧が高いと心臓の働きに無理をさせ、心臓に負担がいきまので、リシノプリルの降圧作用自体が心臓保護作用になります。また、アンジオテンシンⅡは心筋の綿維化(リモデリング)を促進する作用があり、心筋の綿維化は心臓の働きを弱める原因になります。そのアンジオテンシンⅡの生産量を少なくさせてくれるため、降圧効果以外にも心臓の保護作用を発揮します。ですので、心不全にも用いられます。腎臓も同様で、アンジオテンシンⅡの綿維化を促進させますので、そこを阻害することで、腎臓の保護作用も発揮します。
アンジオテンシンⅡはインスリンの働きも悪くさせ、血液中血糖が筋肉などの組織に取り込まれにくくなります。そのため、リシノプリルはアンジオテンシンⅡを減らすことで、インスリンの働きを強め、血糖改善の効果を出します。
また、ACE阻害薬はブラジキニンという物質を増やす作用もあります。ブラジキニンは血中の血糖を筋肉などの組織に取り込む作用があるため、こちらも合わせて血糖改善に繋がります。ただ、単独では糖尿病に対しての作用はさほど強くない為、糖尿病のみの治療には用いられませんが、高血圧と糖尿病を併発している場合には、複数の効果が期待できるのです。
その他にも、リシノプリルは、ACEをブロックすることで、咳反射を亢進させるサブスタンPという物質を増やします。そのため、咳が出やすくなるという副作用もあります。
しかし、高齢者のように器官に異物が入っても、自分で咳ができず郊外に異物を自力で出せない方には、咳を亢進させることが役に立ちます。食物や唾液などが食道を通らず誤って器官に入ることを誤嚥といいます。誤嚥すると肺に雑菌が入り肺炎を起こす、誤嚥性肺炎という症状はお年寄りにはすごく多い疾患であり、リシノプリルは咳を亢進させることで、誤嚥を防ぐ効果もあります。
リシノプリルの使用方法・注意事項
・高血圧:通常成人には1日に1回、10mg~20mgを服用します。年齢や症状に応じて適宜増減できますが、重度の高血圧や腎障害を伴う方には1日1回、5mgから服用開始して下さい。通常、6歳以上の小児には0.07mg/kgを1日に1回服用します。症状に応じて適宜増減します。
・慢性心不全(軽度~中等度):ジギタリス製剤、利尿剤等との併用が必要です。通常成人には1日1回、5mg~10mgを服用します。症状や年齢に応じて適宜増減できますが、腎障害を伴う場合は、1日1回、2.5mgから服用開始して下さい。
どちらも、6歳以上の小児には、1日20mgを超えない様に気を付けて下さい。
副作用としては、咳、咽頭部違和感、めまい、ふらつき、頭痛、吐き気、低血圧などがあります。稀に重篤な副作用として、血管浮腫、急性腎不全、高カリウム血症、膵炎、天疱瘡等症状、肝機能障害、中毒性表皮壊死融解症などの方向があります。すべての副作用を記載したわけではありません。また、高カリウム血症の方や脳血管障害がある方、高齢者の方などは使用上の注意が必要です。その他にも、使用禁忌や併用禁忌がありますので、使用前には必ず医師や薬剤師に相談して下さい。
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
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