プリロックス(Prilox) クリーム 25/25mg 5g　※エラクリームのジェネリック

プリロックス(Prilox)の概要

プリロックスは、ネオンラボラトリーズ社が製造・販売する早漏防止薬になります。エムラクリームのジェネリック医薬品となるので、効果の実績がありつつ、安価に購入できるのが魅力です。

外科手術を行う際の麻酔薬に含まれる成分と同じで、歯科など幅広く使用されています。 この麻酔効果を利用し、男性器の感覚を鈍らせることによって早漏防止を狙います。

早漏とは、本人やパートナーが期待する時間よりも早く射精してしまう状態を指します。学会によって、基準が若干異なりますが、国際性機能学会では、挿入から射精までの時間が1分以内、射精までのタイミングがコントロールできない、早漏であることに関して苦痛を感じているという3点を持つ事と定義付けています。

一度の失敗体験から精神的にプレッシャーを感じて、うまく性行為ができなくなる事もあり、精神面のケアを必要とするケースも多くあります。

プリロックスの効果・効能

プリロックスの有効成分は、リドカイン25mg、プロピトカイン25mgになります。陰茎部分の感覚を麻痺させることで早漏を予防するので、特に刺激を過敏に感じてしまう過敏性早漏の方に有効です。

神経を麻痺させて刺激や感覚の伝達を阻害することで、ノルアドレナリンの分泌が抑制され、射精までの時間を延長します。プリロックスを使用して、成功体験を重ねることで精神的な余裕が生まれ、精神的なトラブルからくる早漏に対してもアプローチすることができます。

プリロックスの使用方法・注意事項

プリロックスの使用方法は、一般的に性行為の30分～1時間前に500円玉分くらいのクリーム量（10g）を亀頭や陰茎に直接塗布します。効き目には、個人差があるので感覚鈍磨が強い場合は、塗布量を適時減らして下さい。5g程度からはじめることも推奨されています。

比較的安全な成分ですが1日の塗布量は、20gを上限とします。塗布後、成分を10～20分程度浸透させます。60分以上放置するようなことは、ないように注意が必要です。副作用のリスクが高まってしまいます。感覚の変化を確認後、残ったクリームを水で洗い流し性行為に臨んで下さい。クリームが残ってしまうとパートナーにも麻酔効果を与える可能性があるので、円滑な性行為に影響がでますので注意が必要です。

また、本剤は外用薬になるので経口での服用は絶対に行ってはいけません。副作用としては、中枢神経、消化器、過敏症などの症状が報告がされています。局所の効果だけでなく、眠気や消化器症状などが現れる際には、中毒症状が引き起こされる可能性があるため、使用を中止し、一度医療機関などの受診を行い、適切な指示を受けて下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。