イベルメクチン 12mg 40錠（イブレア）

イベルメクチン(IVERMECTIN)の概要

イベルメクチンは、マクロライドに分類される経口駆虫薬になります。

イベルメクチンの効果・効能

イベルメクチンの有効成分は、IVERMECTIN6mgになります。作用機序は、寄生虫などの神経・筋細胞にあるグルタミン酸作動性クロライドチャネルに作用しCl-に対する細胞膜の透過性を上昇させることで麻痺を引き起こし駆虫効果を得ます。

また、神経伝達物質であるγ-アミノ酪酸（GABA）によって活性化される他のリガンド作動性Cl-チャンネルとも相互作用すると考えられています。ウイルスに対しては、核内への運搬タンパクとウイルスタンパクとの結合を阻害することでウイルス増殖を抑えている可能性などが考えられており、現在も研究が進められています。

一部の国では使用されている実績もありますがWHOや日本においては、治療薬として承認はされていないので注意が必要です。

イベルメクチンの使用方法・注意事項

空腹時の服用が推奨されており、食後は2時間以上の空きを作る必要があります。再度症状が出る場合は、2回目の服用をおこなってください。

主な副作用は、吐き気や眩暈、かゆみなどがあります。重度の症状がでることはほとんどありませんが、万が一、症状が強く出る場合や長く続く場合は、速やかに医療機関の受診を行い適切な指示を受けるようにして下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。