ヤミニ（YAMINI）3+0.03mg 21錠

ヤミニ（YAMINI）の概要

ヤミニはインドのルピン社が開発した月経困難症の治療薬（経口避妊薬）です。低容量ピルとしても知られており、有効成分としてドロスピレノン・エチニルエストラジオールなどが含まれています。

ヤミニは天然のプロゲステロンに近いドロスピレノン（プロゲスチン）が含まれており、海外では広く流通する薬で、初めての方にも安心して服用できるジェネリック医薬品です。

卵胞ホルモンと黄体ホルモンをバランスよく配合しており、過去にあった避妊薬よりもさらに、副作用の軽減が期待できます。

ヤミニの効果・効能

ヤミニは生理に関する不快な症状の緩和やニキビの改善（中等度から重度）やホルモンの調整による更年期障害の改善・卵巣がんの予防などが期待できる薬です。

ヤミニに含まれる有効成分の主な効果

• 生理による頭痛・吐き気・イライラ・憂鬱感・腰痛・下腹部痛などを和らげる
• 卵胞の発育の抑制
• 受精卵の着床阻害
• 子宮内膜の増殖の制圧
• 精子の侵入を阻害
• 月経痛の軽減

ヤミニは有効成分の含有量は抑えながらも、従来の低容量ピルと同様の避妊効果を得ることができます。また卵胞ホルモンの含有量を抑えており、黄体ホルモンも元々、体に備わっている働きに近い作用のため体重の増加やむくみなどの副作用を軽減してくれる効果が期待できます。

ヤミニの使用方法・注意事項

ヤミニは1日1錠を毎日同じ時間に計21日間連続口投与し、その後7日間休薬します。生理初日から飲み始める事により避妊効果が当日から始まります。避妊を継続する場合には29日目から新しくまた服用を開始します。（通常休薬期間中に月経・消退出血が発生します）

飲み忘れに気づいた場合は1日以内の場合、思い出した時にすぐ服用するようにしてください。尚2日以上連続して服用を忘れてしまった場合は、その周期の服用は中止し次の月経を待って新しく服用を開始するようにしてください。（その期間は他の避妊薬を使用してください）

副作用として主に、乳房の張りや頭痛・めまい・吐き気・不正子宮出血などの報告がありますが、こちらのほとんどはホルモンに変化が加わる事による症状がほとんどです。初めて服用される方は体が薬に慣れるまで副作用が出やすい傾向があるようです。

ヤミニの服用が困難な人

• 血栓症や脳血管障害の疾患症状がある方
• 心臓弁膜症の方
• 35歳以上で1日15本以上喫煙をする方
• 本剤の有効成分に過敏性素因がある方
• 妊娠または妊娠している可能性のある方
• 授乳している方　　など

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。