バイアグラ（VIAGRA）25ｍg 4錠

バイアグラ（VIAGRA）の概要

バイアグラは、ファイザー社が製造・販売するED治療薬になります。EDは、男性不妊症の大きな原因の一つとして注目され、2022年4月より日本国内においても保険適用が開始されました。バイアグラも保険適用対象薬で、国から安全性と有効性が認められているという事が分かります。

もともと狭心症治療用に開発された薬でしたが、副作用に多かった勃起症状をうまく利用し、ED治療薬としても用いられるようになりました。EDは、陰茎への血液流入にトラブルが生じる事で引き起こされます。

バイアグラには、血管拡張作用があるため陰茎に血液が流入するのを円滑にする事が可能です。ED治療薬は、人気の医薬品類になるため偽物品も多く流通しています。偽物品の場合、効果の欠如に加え、安全性などにも問題が生じるため信頼できる先から購入しましょう。

バイアグラの効果・効能

バイアグラの有効成分は、シルデナフィルになります。酵素PDE5の働きを阻害する作用を持ちます。勃起時にはcGMPという物質が働き血管を拡張させています。本来であれば、PDE5が作用する事でcGMPを分解し勃起を鎮めます。

シルデナフィルが服用されれば、cGMPが分解されない体内環境となるため勃起の継続時間を長くする事が可能です。ただし、性欲を刺激するような興奮作用はないので注意して下さい。服用後1時間程度で効果が現れ、4～5時間程度効果が持続します。

他のED治療薬に比べると効果が無駄に長続きする事なく、生活にほとんど支障をきたさない点が特徴です。国内外における臨床試験において、服用者の約90%に効果が認められており、国際的にその有効性が高く評価されています。

バイアグラの使用方法・注意事項

バイアグラの服用方法は、性交渉の1時間前に1回1錠を服用します。食事に成分吸収が左右されるため、服用の2～3時間前に食事を摂らないようにして下さい。1日1回の服用までで、次回服用までは24時間以上間隔を空けるようにしましょう。また、1錠でも効果が強く現れる場合があるため、特にはじめて服用する人はピルカッターなどで半分にするのをおすすめします。

主な副作用は、血管拡張作用からくる、ほてりや頭痛、血圧低下などが報告されています。心臓血管系に関連する基礎疾患などを持っている場合は、事前に服用が問題ないか確認するようにしましょう。稀に持続性勃起症という勃起がなかなか鎮まらないという症状がみられる事があります。バイアグラの効果時間は、3～4時間程度であるため、4時間を超えても勃起が治りにくい状態になっている場合は、医療機関の受診を行って下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。