トラジェンタ(trajenta) 5mg 90錠

トラジェンタ(trajenta)の概要

トラジェンタは、Boehringer ingleheimが製造・販売する糖尿病治療薬です。トラゼンタの海外ジェネリック医薬品であるため、その効果の実績が確認できた上で安価に購入できるのが魅力です。ただし、日本国内においては承認されていない薬であるため、クリニックや病院で処方は受けられません。購入の際は通販や個人輸入を経由しなければならないので注意が必要となります。

糖尿病の中でもII型糖尿病に効果を発揮するタイプの薬です。肝臓が糖を生成する機能を阻害する事で効果を得ます。そもそもインスリンが分泌できないI型糖尿病には効果を十分に発揮しないので注意が必要です。血糖値を下げ、日々の血糖値を正常値にコントロールする事で血管や臓器へのダメージを軽減させ将来起こるかもしれない網膜症や腎機能障害、末梢神経障害を予防する事ができます。

トラジェンタ(trajenta)の効果・効能

トラジェンタの有効成分は、リナグリプチンになります。薬理作用から選択的ＤＰＰ-４阻害薬と呼ばれています。食事を摂るとインクレチンという消化管ホルモンの影響で、インスリンの分泌が促されます。

インクレチンは膵臓からのグルカゴン分泌を低下させる作用があるため、肝臓における糖の産生を抑制する効果が期待できます。日本人に多い非肥満型の糖尿病に有用として注目されています。腎機能障害がある人にも適用可能という特徴があります。

この薬の使いやすさのポイントは、血糖値が低い場合に必要以上に血糖を下げない点です。従来の血糖値を下げる薬とは異なる作用であるため、他の薬と併用される機会が多くなっています。臨床試験でも糖尿病治療薬併用による効果の向上が報告されています。

トラジェンタ(trajenta)の使用方法・注意事項

トラジェンタの服用方法は、1日1回1錠を服用します。食事と関係なく好きなタイミングで服用できます。ただし、毎日継続して服用する必要があるため、毎日同じ時間帯に服用するようにして下さい。特に過去、低血糖を引き起こした経験がある人は、血糖値やＨｂＡ１ｃをはじめ必要な検査を定期的に行い、健康状態を必ず確認するようにしましょう。

副作用である低血糖が引き起こされると、動悸やふるえなどの軽微な症状から視覚の異常、意識障害、けいれんなど重度な症状が現れる事があります。服用はじめの間に副作用症状が現れやすいため、意識障害のリスクを考えて車の運転や高所での作業、危険な機器の取扱いなどは避けましょう。症状が強く現れる、長く続くような場合は、服用を一時中断し速やかに医療機関を受診して下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。