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サネロック(Saneloc) 100mg 20錠
商品名 | : | サネロック(Saneloc) 100mg 20錠 |
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ブランド | : | SANDOZ |
有効成分 | : | コハク酸メトプロロール(Metoprolol Succinate) 100mg |
内容量 | : | 20錠 |
剤形 | : | タブレット |
サネロック(Saneloc)の概要
サネロックは、 SANDOZ社が製造・販売する高血圧治療や狭心症、不整脈など循環器系疾患の治療に用いられるβ遮断薬です。有効成分としてコハク酸メトプロロールを含有しており、血圧を下げ、心拍を正常化し、心臓の負担を減らす作用を発揮します。
Β遮断薬は、交感神経のβ受容体を遮断するために用いられる薬です。交感神経は心臓の収縮を強くする強心作用があるため、それが過剰に働くと心臓に負担がかかり、心不全を引き起こす要因となります。
コハク酸メトプロロールなどのβ遮断薬は、心臓を休ませ、心臓が耐えなければならない負担を軽減させます。その結果、血圧が下がり、心拍数が落ち着き、心臓の機能を保護することができます。
SANDOZ社は、スイスに本拠地を置く巨大製薬企業ノバルティスグループのジェネリック医薬品部門であり、フォーチュン誌の「世界で最も賞賛される企業」において3年連続医薬品企業で首位を獲得しています。世界約160ヶ国に拠点を置いて、売上高は約100億ドルとヨーロッパにおけるジェネリック医薬品のリーディングカンパニーとして認知されています。
サネロックの効果・効能
サネロックの有効成分は、コハク酸メトプロロール100mgです。心拍数を低下させ、心臓を休ませる作用があります。その作用は、心臓の交感神経のβ受容体を遮断し、脈拍を抑制して血圧を低下させることです。高血圧症のほか、狭心症や不整脈(頻脈)の治療にも利用されます。
β遮断薬(ベータブロッカー)と呼ばれる系統は、海外で行われたさまざまな臨床試験で、脳卒中や心筋梗塞の発症を防いだり、寿命を延ばすことが確認されています。心臓にだけ選択的に作用し、気管支への影響が比較的少なく、脳内に入りやすい性質をもっています。
海外ではコハク酸メトプロロールが主流ですが、日本ではメトプロロール酒石酸塩が一般的になります。どちらも薬理作用は同じですが、化合物の違いから持続性に差が生じます。コハク酸メトプロロールの方が薬の持続時間が長く、心保護作用に優れているといわれています。
サネロックの使用方法・注意事項
サネロックは通常、成人は1日1回1錠(コハク酸メトプロロールとして100mg)を朝食後に服用します。年齢・症状によって適宜増減します。飲み忘れた場合は、思い出したときに服用して構いませんが、次の服用時間が迫っている場合はとばしてください。一度に2回分を服用してはいけません。
副作用として以下の症状が報告されています。
- 頭痛
- 倦怠感
- めまい
- ふらつき
- 発疹
- そう痒
- 結膜炎光
- 線過敏症
- 霧視
【ごく稀に起こる重大な副作用】
- うっ血性心不全
- 徐脈
- 房室ブロック
- 肝機能障害
- 黄疸
- 喘息発作の誘発・悪化
併用してはいけない薬はありませんが、高血圧治療薬、強心薬、抗不整脈薬など飲み合わせに注意が必要な薬があります。併用中の薬がある方は必ず医師や薬剤師に相談してください。
服用によりめまい、ふらつきが現れることがあるので、車の運転や危険を伴う操作をする際は十分に注意してください。
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
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