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サラゾピリン(Salazopyrin) 500mg 50錠
商品名 | : | サラゾピリン(Salazopyrin) 500mg 50錠 |
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ブランド | : | PFIZER |
有効成分 | : | サラゾスルファピリジン(Salazosulfapyridine) 500mg |
内容量 | : | 50錠 |
剤形 | : | タブレット |
サラゾピリン(Salazopyrin)の概要
サラゾピリンはPFIZER(ファイザー)が製造・販売している医薬品です。通常、潰瘍性大腸炎、限局性腸炎、非特異性大腸炎の治療に用いられます。細菌を死滅させる作用のある合成抗菌剤「サルファ剤」の一種です。
潰瘍性大腸炎は大腸粘膜で原因不明の炎症が起こる疾患で、活動期には強い腹痛や血便などの症状が出ます。その後病気の症状がおさまる寛解を繰り返していきます。サラゾピリンは、軽症から中等症の活動期にあらわれる症状を抑えたり再燃を予防したりするため、症状が出ていない時でも寛解を維持するのに用いられています。
PFIZER(ファイザー)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州に本社を置く大手の製薬会社です。日本では1849年に創立され、ペニシリンを工業化したことでその名を広く知らしめることになりました。
サラゾピリンの効果・効能
サラゾピリンの有効成分はサラゾスルファピリジンです。サラゾスルファピリジンは、当初関節リウマチの治療薬として開発された成分です。
現在は潰瘍性大腸炎によく使われます。大腸内の腸内細菌によって抗炎症作用をもつ5-アミノサリチル酸と、副作用の主な原因となるスルファピリジン(SP)に分解されることが分かり、SPを含まないメサラジン製剤の開発のきっかけとなりました。
抗炎症作用をもつ5-アミノサリチル酸は、病変部位に直接働くことで、効果を発揮します。そのため、大腸で効果を発揮させるには5-アミノサリチル酸をうまく大腸まで届けるような工夫が必要です。
5-アミノサリチル酸はサラゾスルファピリジンが分解されることでできます。細胞に傷害を引き起こす活性酸素を除去し、炎症を引き起こす物質がつくられるのを防ぐ働きがあり、その結果炎症の進行と組織の障害を抑制し、腹痛、血便などの症状を改善します。
サラゾピリンの使用方法・注意事項
サラゾピリンは通常1日4~8錠を4~6回に分けて服用します。症状によりはじめは毎日16錠を服用し、3週間後あたりから次第に減量し、1日3~4錠を目指します。
主な副作用として以下のものが報告されています。
- 尿路結石
- 腫脹
- 浮腫
- 血尿
- 発疹
- かゆみ
- 光線過敏症
- 血清病
- 紅斑
- 顔面潮紅
- じんましん
飲み忘れた場合は、気が付いた時になるべく早く飲むようにしてください。ただし、次に通常服用する時間が近い場合には、飲まずに次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲まないでください。
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
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