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フンギリン(Fungilin) 10mg 20錠
商品名 | : | フンギリン(Fungilin) 10mg 20錠 |
---|---|---|
ブランド | : | Aspen Pharma |
有効成分 | : | アムホテリシン B(Amphotericin B) 10mg |
内容量 | : | 20錠 |
剤形 | : | タブレット |
フンギリン(Fungilin)の概要
フンギリンは、食道や口腔内など消化管でのカンジダの異常増殖を抑えるトローチタイプの抗真菌薬です。重篤な真菌感染症や深在性の真菌感染症の治療薬として使用され、 160年以上の長い伝統を持つ老舗製薬企業のAspen Pharma(アスペンファーマ)社が製造・販売しています。
カンジダ菌はヒトの口腔や皮膚上に常在していますが、普段はヒトの免疫力によって制御されています。しかし、疲労やストレスなどが原因で免疫機能が下がるとカンジダ菌は異常繁殖し、全身に炎症を引き起こすことがあります。
カンジダ菌の異常増殖は、疲れやストレス以外にも以下のような要因によって引き起こされます。
- 糖尿病
- がん
- 免疫不全症
- ステロイドの経口摂取
- 長期にわたる抗生剤の使用
- 一部の胃酸分泌抑制薬の長期服用
- 高齢に伴う免疫力の低下
フンギリンは優れた抗真菌作用を発揮することで、カンジダの異常繁殖に効果のあるトローチ剤です。日本にも同じ成分を含む抗真菌薬のファンギゾンシロップというシロップ剤がありますが、トローチタイプは販売されていません。有効成分のアムホテリシンBは、体内への吸収率が非常に低いため、副作用の心配が少なく安全性が高いのも特徴です。
フンギリンの効果・効能
フンギリンの有効成分であるアムホテリシンB10mgは、ポリエン系抗生物質に分類される薬です。真菌の細胞膜成分(エルゴステロール)との相互作用によって膜障害を引き起こし、細胞質成分を漏出させることで真菌への殺菌効果を発揮します。
また、アムホテリシンBはカンジダ属に限らず、アスペルギルス属やクリプトコッカス属など、幅広い真菌に対し有用な治療効果をもたらします。通常の抗生物質のように薬剤耐性を引き起こすことはなく、病原性真菌に選択的かつ強力な抗菌活性を示すことから、重篤な真菌感染症や深在性の真菌感染症の治療においても用いられています。
フンギリンの使用方法・注意事項
フンギリンの服用方法は、通常成人は1日に2〜4回、1回1錠を食後あるいは就寝前に服用してください。なお、年齢や症状に応じて適宜増減ができます。舌で薬剤を溶解しながら患部に広くいきわたらせ、できるだけ長く錠剤を含んだ後に飲み込むようにしてください。
症状を完全に治療するためには、10〜15日間は継続して使用してください。再発を防止するためには、症状が完全に解消された後も2日間継続して使用することが推奨されます。
服用により皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症などの重大な副作用が生じる可能性があります。このような症状がみられる場合はすぐに使用を中止し、医療機関へ受診してください。有効成分に対し過敏症の既往歴のある方、全身性の真菌感染症の方は使用できません。
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
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