クロトラックス(CROTORAX) クリーム 10% 20g

クロトラックス(CROTORAX)クリームの概要

クロトラックスは、アボット社が製造・販売する湿疹や虫刺されによるつらい痒みを抑える医薬品のクリームです。オイラックスクリームのジェネリック医薬品になるため、その効果の実績を確認した上で安価に購入できる点が魅力です。

主要成分使用の歴史は古く1940年代からスイスで鎮痒成分として用いられるようになりました。日本でも1957年から製品化され使用されています。

ステロイド配合薬ではないので、過剰な副作用の心配もなく安心して使用できます。虫刺されによる症状は、かゆみや痛み、アナフィラキシーなどがあります。

虫の毒成分や唾液腺物質が体内に入るとアレルギ－反応が生じ症状が現れます。この反応を引き起こす物質がヒスタミンです。

一般的な鎮痒成分はヒスタミンを抑えることで効果を示しますが、当成分は皮膚に軽い刺激を与えるという異なる治療方法のため、副作用がほとんどないのであらゆる場面で用いられています。

クロトラックスクリームの効果・効能

クロトラックスの有効成分は、クロタミトン10%になります。無色に近い淡黄の液でわずかに特異的な臭いがします。当成分が痒みや痛みを防ぐ明確なメカニズムは十分に解明されていませんが、皮膚に軽い灼熱感を生じさせることで刺激がかゆみを打ち消すと考えられています。

作用はおだやかで、副作用はほとんどありません。正式な治療方法ではありませんがダニによる感染症である疥癬の治療に用いられることがあります。ヒゼンダニが皮膚に寄生して起こる皮膚感染症で、小さな赤いボツボツができ、夜間に強い痒みを生じるのが特徴的です。

症状である強い痒みを抑える効果に加えて、駆虫作用を示すことが報告されています。

クロトラックスクリームの使用方法・注意事項

クロトラックスの使用方法は、症状により適量を1日数回患部に塗布します。当成分派は金属に触れると変質することがあるので金属ベラ、金属容器の使用は避ける必要があります。

皮膚に軽度の刺激を引き起こすため常時塗布するのではなく、痒みや痛みの症状が現れた際に用いるようにして下さい。使用し過ぎると副作用が生じるリスクが高まります。

主な副作用は、皮膚の刺激感（熱感、ひりひり感等）が報告されています。しかし、当成分の有効効果の性質上、一定の症状が現れます。

ほとんどの場合、症状が現れても短時間のうちに消失しますが万が一、我慢できないほどの痒みや痛み、又、症状が1日中続くようであれば使用を中止し、速やかに医療機関の受診を行い適切な指示を受けるようにして下さい。当成分の過敏症も少ないですが報告されています。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。