エフェクサー(EFEXOR) XR 37.5mg 14カプセル

エフェクサー(EFEXOR)の概要

エフェクサー（イフェクサー）は脳内の神経伝達物質のバランスを整えることで、憂うつな気分を和らげ意欲を高めるお薬で、うつ病やうつ状態の治療に用いられる抗うつ剤です。

ヤル気が出ない、落ち込み気分が優れない、悲観時になる、集中力に欠ける、不眠などの精神的な心の症状を改善し、前向きな気持ちになれるようお薬で助けます。不安や緊張状態をほぐし、気持ちを楽にしてくれる作用がありますので、うつ病やその他、様々な心の病気の治療に用いられています。

エフェクサーの効果

エフェクサーの有効成分ベンラファキシンは選択的セロトニン・ノルアドレナリン（ノルエピネフリン）再取り込み阻害薬（SNRI）と言われています。

一度放出されたセロトニンとノルアドレナリンを細胞内への再取り込みを阻害し、脳内のセロトニンとノルアドレナリンの濃度を高めることで、神経伝達が良くなります。セロトニンに増加は、不安を和らげ気分を楽に、ノルアドレナリンの増加は意欲を高める作用があります。

エフェクサーは少ない量で緊張を和らげる効果があり、量を増やすとだるさが取れ活気が出る効果があります。意欲を高め、憂鬱な気分を改善することで抗うつ作用があるので様々な心の病気に改善する効果があります。神経障害性疼痛の治療に使われることもあります。

エフェクサーの服用方法

・うつ病性障害、全般性不安障害は初回1日1回1錠75mg（1錠）を食後に服用して下さい。初回投与後、症状が改善しない場合は1日最大75mgずつ4日以上の間隔で増量し、最大投与量225mg（3錠）まで増量可能。

・社会不安障害（社会恐怖症）は1日1回75mg（1錠）が推奨されています。

・パニック障害は1日37.5mg（0.5錠）から始め、1週間後より1日75mgを1日1回食後に服用して下さい。 年齢、症状に応じて1日225mg（3錠）を超えない範囲で適宜増減。増量は1週間以上間隔をあけ、1日量として75mgずつ増量して下さい。

いずれも最大投与量を継続出来るのは最長4日間です。症状により適宜増減して下さい。服用を中止する場合は、いきなり止めるのではなく1〜2週間徐々に減量しながら中止して下さい。