ディバー(DIVAA) OD 500mg 100錠

ディバー(DIVAA)ODの概要

ディバーODは、インタス社が製造・販売する主に片頭痛予防、抗てんかんの薬になります。その他、双極性障害や統合失調症などの精神疾患に用いられることもあります。世界的に有名な薬であるデパコートの海外ジェネリック医薬品です。ジェネリック医薬品のため、効果の実績を確認できた上で安価に購入できる点が魅力です。

GABAの脳内濃度を高めるなどして、脳内の抑制系を活性化させ、脳神経の興奮を鎮めて症状の改善効果を期待することができます。片頭痛は、年間に800万人以上が症状に悩まされているというデータがあるほど、身近にあふれた病気です。

気候や気圧の変化、環境の変化、ホルモンバランスの変化などが誘因になると考えられています。明確な発症メカニズムは今も解明されておらず、根治は難しくなっています。発病すると頭痛で数日ほど寝込んで動けなくなることもあります。多くの場合、閃輝暗点など発病の徴候があるため予防的治療は可能です。

ディバーODの効果・効能

ディバーODの有効成分は、ダイバルプロエックス・ナトリウム500mgになります。脳内の抑制系である神経伝達物質GABA濃度を高くする効果を発揮します。治療メカニズムはまだ完全に判明していないところがありますが、脳内の抑制系を活性化させることで、脳神経の興奮を鎮めることができます。

またセロトニン系の代謝を促進させることで脳神経の興奮を抑えるとも考えられています。当有効成分は、通常であれば体内ですぐに代謝されてしまい効果時間は非常に短くなってしまうのですがディバーODは薬の放出システムを改善することで24時間効果が持続する改良が加えられているのが特徴です。結果、服用回数を減らすことができ飲み忘れなどのリスクを避けることができます。

ディバーODの使用方法・注意事項

ディバーODの服用方法は、片頭痛の場合、400～800mgを1日1～2回に分けて服用します。但し、1日量として1,000mgを超えないように注意する必要があります。てんかんの場合、400～1,200mgを1日1～2回に分けて服用します。上限量としては体重×60mgが目安となります。

副作用としては、眠気やふらつき、頭痛、ふるえ、不眠、倦怠感、眩暈などが報告されています。意識状態に変化を引き起こす可能性があるため、服用中は車の運転や高所での作業、危険な機器の取扱いは行わないよう注意して下さい。片頭痛治療においては、発症時に服用しても良い効果は示されないため、予防的に服用する必要があります。発作が出てしまった場合には、必要に応じて頭痛発作治療薬を併用して下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。