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レボコン(REVOCON)25mg 100錠
商品名 | : | レボコン 25mg 100錠 |
---|---|---|
ブランド | : | Sun Pharma |
有効成分 | : | テトラベナジン(Tetrabenazine)25mg |
内容量 | : | 100錠 |
剤形 | : | タブレット |
レボコン(REVOCON)の概要
レボコンはSun Pharma(サンファーマ)社が製造・販売する不随意運動治療薬です。主に、ハンチントン病の不随意運動(舞踏運動)の症状を改善する薬です。
ハンチントン病とは、自分の意思とは関係なく手足や顔面をピクつかせたり、舌を動かしてしまう舞踏運動を起こす難病です。また、認知機能障害、幻覚や妄想、抑うつ、徐々に怒りやすくなったりというような人格変化の症状もあらわれます。
根本的に完治させたり進行を遅らせる治療法は確立されておらず、対症療法としてレボコンのような薬を用いて症状をコントロールさせます。
アメリカではオーファンドラッグとよばれる希少疾病医薬品として使用されています。また、ハンチントン病に関連した舞踏運動の治療薬としてFDA(米国食品医薬品局)で初めて承認された薬です。
Sun Pharma(サンファーマ)社は、インドに本社を構える製薬会社です。世界で第4位、インドでは第1位を誇り、150カ国以上の国々にさまざまな医薬品を提供している有名な企業です。
レボコンの効果・効能
レボコンの有効成分はテトラベナジンです。テトラベナジンは、ハンチントン病により過剰に合った神経伝達物質であるモノアミンをおさえ、舞踏運動などの不随意運動をおさえる作用があります。経口投与後、吸収が早いことが特徴です。
しかしながら、舞踏運動以外の症状改善は難しく、あくまで舞踏運動に効果があるとされています。舞踏運動治療薬としてテトラベナジンを使用し、ドパミン受容体を遮断する作用のある抗精神病薬と一緒に服用することがあります。
レボコンの使用方法・注意事項
レボコンは、通常成人であれば、1回12.5mgを1日2回服用することが推奨されていますが、個人の症状により異なります。3~5日の間隔をあけて12.5mgずつ増量します。1日の最大服用量は220mgまでとし、最大服用量を開始してから7日経っても効果が見られない場合は服用を中止してください。
飲み忘れた場合は気付いた時点でできるだけ早く服用してください。ただし、次に飲む時間が近い場合飲み忘れた分は飲まずに1回分を飛ばしてください。2回分を1度に飲むのは絶対におやめください。
次の症状の方は服用を控えてください。
- レボコン25mgの成分に対して過敏症の既往歴がある方
- 重篤なうつ病を患っている方、またはうつ病を患っている方で治療を受けていない方。
- 肝臓疾患のある方。
- 乳がんを患ったことのある方、または現在乳がんを患っている方。
併用しない方がよいとされる薬剤がたくさんありますので、注意してください。
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
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