キューチピン(Qutipin) SR 300mg 50錠

キューチピン(Qutipin)SRの概要　※セロクエルのジェネリック

キューチピンSRは、サンファーマ社が製造・販売する強い不安感や緊張感、抑うつ、そう状態などいろいろな精神症状を改善する医薬品です。セロクエルの海外ジェネリック医薬品であるため、その効果と安全性を確認できた上で安価に購入できるのが魅力です。

有効成分に関しては、国内でも使用されていますが、キューチピンSR自体は国内承認薬ではないため、クリニックなどで処方を受ける事はできません。購入の際は、海外通販や個人輸入を経由する必要があります。特に統合失調症治療の選択で検討されています。

統合失調症は、国内に80万人程度いると推計されており、10～30代に患者が多い精神疾患です。主な治療方法は、心理療法と薬物療法でキューチピンSRは、脳の神経伝達物質をコントロールする事で効果を得ます。

キューチピンSRの効果・効能

キューチピンSRの有効成分は、クエチアピンフマル酸塩です。神経伝達物質であるドーパミンとセロトニンの2つを抑える事で、統合失調症の陽性症状（幻覚、妄想、興奮）と陰性症状（無感情、意欲低下、自閉）に効果を発揮します。

2つの神経伝達物質を抑制するため、作用メカニズムからから、セロトニン・ドーパミン拮抗薬と呼ばれる事もあります。拮抗薬と呼ばれるように、ドパミン2（D2）受容体とセロトニン2（5-HT2）受容体を遮断します。受容体の遮断によって、過剰な神経興奮の抑制、神経伝達の円滑効果が得られます。

同類の薬に比べると陰性症状に対する効果が特に優れていると評価されています。また、錐体外路系の副作用が少ない点や情動安定化作用が強い事も選択される理由です。

キューチピンSRの使用方法・注意事項

キューチピンSRは、国内承認薬でないため日本人向けの服用方法は定められていません。参考として、有効成分であるクエチアピンフマル酸塩の統合失調症治療に用いる服用方法としては、通常、1日150～600mgを2回又は3回に分けて服用します。

また、少ない用量から服用し、症状が安定するまで徐々に増量していく必要があります。一度に多くの用量を服用すると副作用が生じやすくなります。キューチピンSRには、有効成分が300mg含まれているため、必要に応じてピルカッターなどで錠剤を分割して服用しなければなりません。1日の最大服用量である750mg以内に効果が得られないようであれば、別の治療方法を検討して下さい。

主な副作用は、以下の症状が報告されています。

• 眠気
• 目眩
• 口の渇き
• 便秘
• 高血糖

服用はじめの間は、意識状態の変化が現れやすいため、車の運転や高所での作業、危険な機器の取扱いは避けるようにしましょう。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。