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オンビン(ONVIN)MD 4mg 100錠
商品名 | : | オンビン MD 4mg 100錠 |
---|---|---|
ブランド | : | Cadila Pharmaceuticals Limited |
有効成分 | : | オンダンセトロン(Ondansetron)4mg |
内容量 | : | 100錠 |
剤形 | : | タブレット |
オンビン(ONVIN)MDの概要
オンピンMDは抗がん剤治療薬投与に伴う嘔吐や悪心等の消化器症状(化学療法誘発性悪心嘔吐)の症状を和らげる薬です。海外では、放射線治療療法に伴う嘔吐や悪心の緩和薬としても使用されています。
嘔吐には抑制しない方がいいものと、抑制した方がいいものとに分かれます。抑制しない方がいい嘔吐とは、例えば食中毒に伴う嘔吐です。食中毒に伴う嘔吐は、病原となる微生物等を排出するために嘔吐が起こります。その為、嘔吐を抑制してしまうと病原となる微生物等が体内に残り、かえって病状が悪化する場合があります。
一方、抑制した方がいい嘔吐とは抗がん剤治療薬に伴う嘔吐等です。癌の患者は栄養を十分に摂取できなくなる場合が多いです。そこに嘔吐してしまうとさらに栄養価が低くなり、状態悪化につながります。ですので、抗癌治療等に伴う嘔吐は抑制した方が良いというわけです。
オンピンMDはインドに本社を置く多国籍製薬会社である、キャディラファーマシューティカルズ(Cadila Pharmceuticals)社によって製造、販売されています。キャディラファーマシューティカルズの製造施設は、WHOのGMP(Good Manufacturing Practice)やイギリスの医薬品・医療製品規制庁(MHRA)、アメリカのアメリカ食品医薬品局(FDA)やオーストラリアのオーストラリア保健省薬品・医薬品行政局(TGA)、イタリアの医薬品承認審査を規定する行政組織(AIFA)等、様々な国際機関によって承認されており、安全性にも信用が高いです。
また、国際事業は南北アメリカ、日本、アジア、CIS、アフリカ等を含む世界58カ国に広がっている、大手グローバル製薬会社とも言えます。
オンビン MDの効果・効能
オンピンMDの有効成分は、オンダンセトロンであり、5-HT3受容体拮抗制吐薬と言われています。
嘔吐は脳に存在する嘔吐中枢が刺激されることで起こりますが、その刺激に関わるホルモンがセロトニンです。抗がん剤が投与されると、腸の細胞が刺激されセロトニンが放出されます。この時に、セロトニンは腹部に存在する求心性迷走神経と言う神経に作用し、その結果、嘔吐中枢が意激され、嘔吐や悪心等の症状を引き起こしてしまいます。
また、脳には化学受容器引き金帯(CTZ)と言う部位が存在しており、セロトニンによってその化学受容器引き金帯が刺激されることでも、嘔吐中枢を興奮させ、結果、嘔吐や悪心と言った症状を引き起こします。
セロトニンは別名で5-HTとも言われており、セロトニン受容体(5-HT受容体)に結合することでその作用を発揮し、その中でも嘔吐の作用を引き起こすセロトニン受容体の中に5-HT3があります。腹部に存在する求心性迷走神経や化学受容器引き金帯にはこの5-HT3受容体が存在しています。
オンダンセトロンはこの5-HT3受容体とセロトニンが結合することを阻害する作用があり、その結果、嘔吐中枢への刺激を阻止し、嘔吐や悪心等の症状を抑制する効果を発揮します。
オンビン MDの使用方法・注意事項
オンピンMDは通常、成人では1日1回、1回4mgを服用します。効果が不十分の場合には同量である4mgを静脈注射によって増加可能です。小児の場合は、1日1回、1回2.5mgを服用します。効果が不十分の場合には同量である2,5mgを静脈注射によって増加可能です。
服用する時間帯は決まっていませんが、毎日同じ時間に服用することをおすすめします。また、飲み忘れに気付いた時は、すぐに服用して下さい。ただし、次回の服用分との時間が短い場合には、1回分とばして次回分から服用して下さい。絶対に2回分を1度に飲まないでください。
また、抗がん剤投与の際に用いる場合は、成人で抗がん剤治療薬投与1時間~2時間前に、1回4mgを服用します。癌化学療法の各クールにおいては、オンビンの投与期間は3日~5日間を目安とします。
副作用として以下の症状が報告されています。
- 発疹
- 肝機能障害
- 頭痛
- 掻痒感
- 下痢
- 便秘
- 全身倦怠感
- 一過性視覚障害
稀に重大な副作用として、アナフィラキシーやてんかん様発作等の報告があります。すべての副作用を記載したわけではありません。その他にも、使用禁忌や併用禁忌、使用注意等がありますので、使用前には必ず医師や薬剤師に相談して下さい。
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
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