ナプロシンプラス(Naprosyn) 250mg 150錠

ナプロシンプラス(Naprosyn)の概要　※ナイキサンのジェネリック

ナプロシンプラスは、RPG Life（アールピージーライフ）社が製造・販売する炎症をおさえて痛みを鎮める作用があるお薬です。ナイキサンのジェネリック医薬品で、即効性が高く副作用が少ないのが特徴です。

NSAIDS（非ステロイド性抗炎症物質）という薬効群に分類され、関節痛や筋肉痛、肩こり、腰痛など痛みの緩和に有効で、さまざまな原因による疼痛治療に用いられています。

効果は服用後30分程度で現れるため、片頭痛や痛風の発作、月経痛などにも多く利用されています。服用してから血中濃度が半減するまでの時間が約14時間なので、作用する時間が比較的長く使用しやすい医薬品です。

ナプロシンプラスの効果・効能

ナプロシンプラスの有効成分は、ナプロキセン550mgになります。痛みをやわらげる効果が早く、非ステロイド性抗炎症薬のため免疫抑制作用など副作用が少ないのが特徴です。

当成分は、アラキドン酸からのプロスタグランジンが生成されるのを阻害することで鎮痛や解熱の作用を発揮します。プロスタグランジンが特に炎症を起こすわけではありませんが、ブラジキニンによって引き起こされる炎症を増強させる作用があるため、生成を抑えることで炎症をより効果的に抑制できます。

ナプロシンプラスの使用方法・注意事項

ナプロシンプラスの服用方法は、1回1～2錠を1日1～2回服用します。用量は年齢や症状に応じて増減できますが、効果が十分な場合は1日1回の服用で構いません。服用する際はなるべく空腹時を避けてください。

1日の最大用量は5錠（1250mg）までとなっていますが、この用量でも炎症や痛みが治らない場合は、すぐに医療機関を受診し、医師の指示を受けるようにしてください。

長期服用する場合は、定期的に血液検査を行うことが重要です。異常が認められた場合は服用量を減らすか、服用を中止する必要があります。リウマチなどの慢性的な疾患の治療では、本剤以外の薬物療法が推奨されます。

副作用としては、以下の症状が報告されています。

• 腹痛
• 胃痛
• 胃腸障害
• 嘔吐
• 悪心
• 食欲不振などの消化器系症状
• 発疹
• 浮腫

万が一、異常が現れたら服用を中止し、すぐに医療機関を受診してください。

本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある方、重篤な腎・肝・心機能障害のある方、消化性潰瘍のある方、重篤な血液異常のある方、妊娠後期の方は服用してはいけません。他にも、服用に注意が必要な方や、併用に注意が必要な薬がありますので、服用前に医師や薬剤師に相談するようにしてください。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。