ロコイド(Locoid) 頭皮用ローション 100ml

ロコイド(Locoid) 頭皮用ローションの概要

ロコイド 頭皮用ローションはドイツのCheplapharm（ケプラファーム）社から製造・販売されている頭皮用のステロイド外用薬です。主に頭皮の湿疹や皮膚炎の治療に用いられます。

クリームや軟膏タイプが多い中、当商品はローションタイプのため、手をあまり汚すことなく塗布できるのが特徴です。局所的に使用される抗炎症薬として、湿疹、皮膚炎、アレルギー、発疹などによって引き起こされる腫れやかゆみを軽減します。

ステロイドには炎症を鎮める強い作用があります。ロコイドはステロイド外用薬の中では比較的弱い部類であるため、顔や頭皮のような皮膚の薄い部分にも塗りやすいとされています。アトピー性皮膚炎や乾癬（かんせん）をはじめ、さまざまな湿疹・皮膚疾患に広く使用されています。患部に直接作用するので、飲み薬のような全身性の副作用がほとんどないのもメリットです。

Cheplapharm（ケプラファーム）社はドイツに本社を置く製薬会社です。ブランド薬から医療品、サプリメントや化粧品までさまざまな商品を販売しており、世界120カ国以上で医薬品登録をしている企業です。

ロコイド 頭皮用ローションの効果・効能

ロコイド 頭皮用ローションの有効成分はヒドロコルチゾン酪酸エステル(Hydrocortisone Butyrate) 0.1%です。ヒドロコルチゾン酪酸エステルは、炎症性皮膚疾患の治療に用いられる外用コルチコステロイド剤です。ロコイドのようなステロイド外用薬は吸収されると皮膚に貯留し、血管を収縮させることによって作用します。

過剰な免疫反応を抑えながら短期間で皮膚炎をおさえることが可能で、腫れや赤みをすみやかにとり、かゆみや痛みをやわらげます。ステロイドの中でも5段階中下から2番目の強さに分類され、植物によるかぶれや、クラゲや虫に刺された場合、あせもやオムツかぶれなど、日常生活で避けられない多くの原因に対する炎症やかゆみ症状に用いられます。このようなことから、赤ちゃんや妊娠している方でも使用できるのが特徴です。

ロコイド 頭皮用ローションの使用方法・注意事項

ロコイド 頭皮用ローションは、1日1～4回肌に薄く塗布します。副作用としては皮膚の薄化、接触性皮膚炎などが報告されています。細菌・カビ・ウイルスなど、皮膚の感染症を患っている方、ロコイドでアレルギーの出たことのある方は使用しないでください。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。