エバレット(Everet) 750mg 60錠

エバレット(Everet)の概要　※イーケプラ錠のジェネリック

エバレットは、レックス社が製造・販売する抗てんかん薬です。

有効成分に関しては、国内でも使用されていますが、エバレット自体は国内承認薬ではないため、クリニックなどで処方を受ける事はできません。海外ジェネリック医薬品であるため、その効果と安全性を確認できた上で安価に購入できるのが魅力です。購入の際は、海外通販や個人輸入を経由する必要があります。

てんかんとは、脳が一時的に過剰な興奮を引き起こす事で、意識消失やけいれんなど、いわゆるてんかん発作を繰り返し引き起こす病気を指します。生じる原因はさまざまで成人発症てんかんの4割は今なお原因不明です。治療方法は、薬物療法をはじめ外科手術が行われる事もあります。

エバレットの効果・効能

エバレットの有効成分は、レベチラセタムになります。ピロリドン誘導体の新しい作用メカニズムを持つ抗てんかん効果を持つ成分です。てんかん発作における部分発作と全般発作の両方に有効と示されています。

特に国内外においては、てんかん発作の部分発作に対する主要成分の1つとして位置づけられています。その作用は、神経伝達物質放出の調節にかかわる脳のシナプス小胞タンパク2Aと特異的に結合する事で抗てんかん作用を発揮します。

一般的な抗てんかん薬と作用の仕方が異なり、GABAA/B・ベンゾジアゼピン受容体やグルタミン酸受容体あるいはイオンチャネルと結合しないのが特徴です。一部、併用に注意しなければならない薬もありますが、他の抗てんかん薬との併用禁忌は報告されていないため、併用薬としても有効に用いられています。

エバレットの使用方法・注意事項

エバレットは、国内承認薬ではないため日本人向けの服用方法は定められていません。有効成分であるレベチラセタムの服用方法は、1日1,000mgを1日2回に分けて服用します。症状により1日3,000mgを超えない範囲で適宜増減可能です。ただし、増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として1,000mg以下ずつ行う必要があります。エバレットの有効成分含有量は750mgとなっているため、必要に応じてピルカッターなどで錠剤を分割して服用して下さい。小児への投与も認められていますが、用量が体格などによって異なるため、医師や薬剤師に相談しながら検討するようにしましょう。

主な副作用は、以下の症状が報告されています。

• 眠気
• 頭痛
• めまい
• 下痢
• 便秘
• 鼻咽頭炎

医師の助言から車の運転が認められている場合でも、意識状態を変化させる副作用があるため、薬の切り替え時や増量のタイミングは、運転を避けるようにしましょう。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。