デュゼラ(Duzela) 20mg 100カプセル

デュゼラ(Duzela)の概要

デュゼラは、サンファーマ社が製造・販売する、うつ病などの精神疾患症状を改善する医薬品になります。サインバルタのジェネリック医薬品で効果の実績も確認でき、安価に購入できる点が魅力です。

うつ病は、医科大学の調査によると5.7%の方が生涯のうちに一度は患うと報告されているほど非常に身近にある病気です。昨今の新型コロナウイルス感染症により、自粛疲れや先行き不透明な将来などからその数は今まで以上に増加傾向であると言われています。

うつ病とは、気分の落ち込みや何事にも意欲や喜びを持ったりすることができなくなる病気です。発症のメカニズムは現在も解明されていませんが、過度なストレスなどが発症の誘因となることは分かっています。

また、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリン量をコントロールすることで症状の改善効果が期待できることが分かっています。

デュゼラの効果・効能

デュゼラの有効成分は、デュロキセチン20mgになります。セロトニン、ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（SNRI）に分類されます。セロトニンやノルアドレナリンが脳内に吸収されるのを阻害することで、常に濃度が高い状態を維持することで精神の不安定を抑える効果が期待できます。

セロトニンは安心感を与えたり、気持ちをリラックスさせる物質で、ノルアドレナリンは意欲や活動性、集中力をつかさどる物質になります。デュゼラには、セロトニンとノルアドレナリン両方に作用する効果がありますが、その作用の割合はノルアドレナリンが1に対してセロトニンが9と考えられています。

セロトニンへの効果が特に強いため、落ち込みなどの症状を改善する効果が高いのが特徴です。また、デュゼラには下行性疼痛抑制系神経を活性化する作用も確認されており、鎮痛作用によって頭痛や腰痛、膝痛など慢性疼痛などの改善にも有効であることが示されています。

デュゼラの使用方法・注意事項

デュゼラの服用方法は、1日1回1錠を服用します。症状などに合わせて服用量を増減して下さい。但し、1日の最大服用量60mgの3錠までとします。また、増量の際には1週間以上の間隔を空けながら徐々に増やしていく必要があります。突然の増減は副作用リスクを高めます。

副作用としては、眠気や頭痛、口の渇き、倦怠感等が報告されています。意識状態に影響を与える可能性があるため、服用はじめや服用量が増えた際には車の運転や高所での作業、危険な機器の取扱いなどは極力避けるようにして下さい。他の抗うつ剤との併用は原則できないので、常用薬がある場合は、一度医療機関にて相談を行って下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。