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ロセリル(LOCERYL) クリーム 0.25% 10g
商品名 | : | ロセリル(LOCERYL) クリーム 0.25% 10g |
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ブランド | : | ガルデルマ |
有効成分 | : | アムロジピン(Amorolfine Hydrochloride)0.25% |
内容量 | : | 10g |
剤形 | : | クリーム剤 |
ロセリル(LOCERYL)クリームの概要
ロセリルクリームは真菌を殺菌する、抗真菌クリームです。医学的にカビの仲間を真菌と言います。水虫の原因となる白癬菌やカンジダ症の原因となるカンジダ菌、癜風の原因となる癜風菌などの真菌を殺菌し、皮膚をきれいな状態にしてくれます。日本でも、ペキロンクリームという名前で、同じ成分が使用されているクリームが販売されています。
ロセリルクリームの特徴としては、水虫と爪水虫と両方の治療に効果があることです。通常、爪水虫と治療を行う際には、皮膚に塗布するタイプのクリームや軟膏タイプの薬剤と、爪に塗布するための液体タイプの薬剤を処方されます。
しかし、ロセリルクリームは爪に浸透しやすく、皮膚にも塗りやすいように性状が工夫されています。ですので、皮膚と爪に塗布することで、水虫と爪水虫を同時に治療することができます。また、強い抗菌活性があることや、人間の皮膚に対しての安全性が高いという事も特徴の一つです。
皮膚に特化した医薬品の製造と販売を行うスイスの製薬会社である、ガルデルマ(GALDERMA)社が製造、販売しています。ガルデルマ社は、世界でもスキンケアブランドを保有しており、医療用医薬品事業、コンシューマー事業、美容医療事業を主に取り組んでおり、2020年時点で世界100ヵ国以上に展開している、グローバルな製薬会社です。
ロセリルクリームの効果・効能
ロセリルクリームの有効成分はアモルフィンであり、モルホリン系といわれます。人間の細胞膜は主にコレステロールによって構成されていますが、真菌の細胞膜はエルゴステロールという成分で構成されています。
アモルフィンは、真菌の細胞膜であるエルゴステロールの生合成を選択的に阻害することで、真菌の細胞膜の生産抑制をし、殺菌効果を発揮します。
アモルフィンは主に白癬やカンジダ症の治療に用いられます。癜風にも効果的です。白癬菌が原因で、水虫やぜにたむし、いんきんたむし等の主な症状は、強い痒みやブツブツが出来る事です。
カンジダ症も、いんきんたむし同様、股に強い痒みやブツブツができます。また、癜風菌が原因の癜風の症状は、身体や首、腕などに淡い茶色の斑点が生じるのが特徴で、まれに白い斑点が生じます。痒みなどはほとんどないですが、その様な症状が現れた時は、ロセリルクリームを使用することで、治療ができます。
ロセリルクリームの使用方法・注意事項
ロセリルクリームを1日1回、患部やその周りに塗布します。患部一つに対しての目安量は、人差し指の先端から第1関節までチューブから出した時の量(約0.5g)です。水虫の場合は足裏全体に塗布し、爪水虫の症状がある場合は同時に爪にも塗布します。患部の周りも原因菌が存在している場合があるので、周りも塗布することで、完治しやすくなります。
特に使用時間帯の指定はありませんが、入浴後に塗布することをおすすめします。入浴後は、爪や皮膚が柔らかくなっている為、薬剤が皮膚に浸透しやすく、治療効果が高まります。塗り忘れた場合は、気付いた時にすぐに塗布して下さい。ただし、2回分を1度に塗ることはおやめください。また、眼に入らないように気を付けて下さい。
皮膚に使用する場合は、症状が改善したように見えても皮膚深くに真菌が残っている場合があり、使用を途中でやめると、再発のリスクが高まります。少なくとも、皮膚が生まれわる1ヵ月程度はロセリルクリームを使用して下さい。爪水虫の治療の場合も、爪が生え変わるまでロセリルクリームを使用する必要があります。手の爪は最低6ヵ月、足の爪は9ヵ月~12ヵ月程、使用継続が必要です。
副作用としては、刺激感、皮膚炎、発疹、痒みなどがあり、稀な副作用として、皮膚のただれ、疼痛があります。重大な副作用は報告されていませんが、体質的に合わない方はアナフィラキシーを起こす場合もあります。また、すべての副作用を記載したわけではありません。妊娠中の方やその可能性のある方、授乳中の方は注意が必要です。その他にも注意事項がありますので、使用前には必ず医師や薬剤師に相談して下さい。
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
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