タスティリア(TASTYLIA) OD 10枚　※シアリスのジェネリック

タスティリア(TASTYLIA) ODの概要

タスティリアODは、ジェルバシャ社が製造・販売するED治療薬でシアリスのジェネリック医薬品になります。EDとは、勃起不全を意味し、専門的には満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発することとされています。

勃起しないだけでなく硬さが不十分、勃起状態を維持できないなど、満足な性交が行えない場合も治療の対象となります。勃起は、性的刺激を受けると脳から脊髄神経に情報が伝達され、一酸化炭素が放出されます。一酸化炭素に影響を受け、血管拡張作用を持つcGMPが形成され、陰茎海綿体の平滑筋も弛緩する事によって引き起こされます。

その後、PDE5（ホスホジエステラーゼ タイプ5）の働きで正常状態に戻ります。EDはこのPDE5が何らかの原因で過剰に分泌される事で生じます。ED の日本人男性は、約 1000 万人以上いると推計されており、約 3 割の夫婦において「ED の経験がある」と回答されている調査もあります。男性不妊の原因として、対策が強く求められている医療課題となっています。

タスティリア(TASTYLIA) ODの効果・効能

タスティリアODの有効成分は、タダラフィル20mgになります。勃起を止める酵素であるPDE5の働きを阻害します。特徴としてブロック状の分子構造を持つため、水に溶けにくく胃腸からの吸収や肝臓での代謝・分解がゆっくりおこなわれます。

その事から他のED治療薬に比べると半減期が長く服用後36時間まで勃起改善効果が認められます。また、食事の影響はほとんど受けず、飲むタイミングにこだわらず、安定した効果が期待できます。

タスティリアは有効成分がフィルムに浸透しているODフィルムと呼ばれる加工が施されており、舌の上に乗せるだけで服用可能です。

タスティリア(TASTYLIA) ODの使用方法・注意事項

タスティリアODの服用方法は、1錠を性行為の約1時間前に服用して下さい。服用は、1日1回までとし次回までには、24時間以上の間隔を空ける必要があります。食事に関する影響は、ほとんどありませんが狭心症や心不全の治療に使う硝酸薬との併用は行ってはいけません。急激に血圧が下がることがあります。

副作用として多く報告されているのが頭痛とほてりです。血管を拡張させる作用を持つために生じやすくなっており、36時間を経過しても副作用が消失しない際は、必要に応じて医療機関の受診を行って下さい。当医薬品は、勃起機能の改善に作用するもので性欲を高める作用を持つものではないので注意が必要です。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。