トルレバ（Torleva）750mg 100錠

トルレバ（Torleva）の概要

トルレバは、トレントファーマ社が製造・販売する抗てんかん薬になります。イーケプラの海外ジェネリック医薬品であるため、その効果の実績を確認できた上で安価に購入できるのが魅力です。イーケプラは国内で承認されているためクリニックなどで処方を受ける事ができますが、トルレバは承認されていないので処方が受けられません。購入の際は、通販や個人輸入を経由する必要があるので注意が必要です。

てんかんは、脳が一時的に過剰反応を引き起こす事で生じます。発症すると痙攣や意識消失などがみられ、普段の生活に大きな支障をきたす病気です。原因は、遺伝や脳の外傷など様々が考えられており薬物療法によって症状を安定化させるのが一般的な治療方法となります。

トルレバの効果・効能

トルレバの有効成分は、レベチラセタムになります。新しい作用機序を持つピロリドン誘導体の抗てんかん治療薬です。主にてんかんの部分発作で効果を示すタイプになります。

全般発作に関しては、その有効性が十分に確認されていないため、単剤での使用には注意しましょう。全般発作に効果がないというわけではありません。薬理作用は、脳のシナプス小胞タンパク2Aと特異的に結合する事で神経伝達物質の放出をコントロールします。さらにカルシウムチャネルを阻害する事で脳神経の興奮を抑えます。

有効成分は、承認に対しての安全性が確認されており、幅広い年齢層での使用が可能です。強直間代発作に関しては、他の抗てんかん薬と組み合わせる事で高い効果が得られると臨床データで示されています。

てんかんの原因そのものを治療する薬ではないので注意が必要です。また多くの場合、予防的に長く飲み続ける事になります。

トルレバの使用方法・注意事項

トルレバの服用方法は、1回1錠を2回に分けて服用します。1日の上限量は、レベチラセタム3,000mgとなっているため、1日4錠までです。過剰な服用は、副作用リスクを高めるので絶対に避けて下さい。小児が服用する場合は、体格などに合わせて服用量を決める必要があるので医師や薬剤師などに相談しましょう。

主な副作用としては、下記の症状が報告されています。

• 傾眠
• 頭痛
• 下痢
• 便秘

服用はじめは特に意識状態に変化を及ぼす可能性が高いため注意が必要です。重い副作用はほとんどありませんが、体調の変化が続くようであれば医療機関を受診して下さい。抗てんかん薬は、自己判断で急に休薬などすると反動で重い発作が起こる事がしばしばみられます。薬を中止などする場合は、慎重な対応が求められます。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。