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ダラシン(DALACIN) C 300mg 20錠
ダラシン(DALACIN) Cの概要
ダラシン(DALACIN) Cは、感染症の原因となるグラム陽性菌(ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌など)と嫌気性菌に対して殺菌作用を持ち、感染症の治療に用いられています。ダラシンの製造先は、アメリカに本社を置く製薬会社であるファイザーです。
ダラシンの効果対象となるグラム陽性菌は、グラム染色(細菌類を色素によって染色する方法)によって紺青色・紫色に染色される細菌の事を指します。特徴としては、グラム陰性菌とは異なり、外膜を持たない構造をしており、また、ペプチドグリカン層が厚い特徴を持っています。
嫌気性菌は、生育に酸素を必要としない特徴を持つ細菌です。細菌と言っても、その構造などに違いがあり有効となる薬に差が生じます。
ダラシン(DALACIN) Cの効果・効能
ダラシン(DALACIN) Cは、表在性・深在性皮膚感染症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎などに対して効果を示します。リンコマイシン系抗生物質と呼ばれるグループに属し、細菌感染症の原因である細菌の増殖を抑え、炎症症状を改善する事ができます。
主要成分のクリンダマイシン塩酸塩は、リボソーム(タンパク質合成の場所)のタンパク質合成を阻害する作用を持っています。細菌の生命維持や増殖のためには、タンパク質の合成が必要となっています。
タンパク質の合成は、リボソームによって行われるのですが、細菌の場合、30S、50S等というサブユニットに分けられています。本剤は、50Sのサブユニットに作用し、タンパク質合成を阻害する事で細菌の増殖や殺菌する効果を発揮します。
ダラシン(DALACIN) Cの特徴
リボソームの50Sサブユニットを阻害してタンパク質合成に影響を与える機序は、マクロライド系抗生物質と同じですが、化学的構造は全く異なっています。
細菌の中のグラム陽性菌、嫌気性菌に効果を持っていますが、グラム陰性菌には効果を発揮しません。ダラシンは類似薬より効果が強力な特徴があり、細菌以外のマラリア原虫にも一定の効果が認められています。
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