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バルシビル(VALCIVIR)1000mg 15錠
商品名 | : | バルシビル 1000mg 15錠 |
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ブランド | : | Cipla Limited |
有効成分 | : | VALACYCLOVIR(塩酸バラシクロビル)1000mg |
内容量 | : | 15錠 |
剤形 | : | タブレット |
バルシビル(VALCIVIR)の概要
バルシビルはヘルペスを治療する薬です。服用することで原因となるウイルスの増殖を抑制して、治療効果を発揮します。日本でもヘルペスの薬で有名な「バルトレックス」という薬のジェネリック医薬品になります。
帯状疱疹や水痘の原因ウイルスはヘルペスウイルス科に属しており、それらのウイルスにも効果を発揮するため、単純ヘルペスだけでなく、帯状疱疹や水痘(水ぼうそう)、性器ヘルペスや造血幹細胞移植における単純ヘルペス感染症(単純疱疹)などの治療にも効果を発揮します。
また、バルシビル1000mgの有効成分は腸で吸収されやすく、他の抗ウイルス薬に比べて比較的に副作用のリスクが低いことや、ヘルペスウイルスの治療だけでなく、再発防止の効果も発揮することも特徴の1つです。
この有効成分は単純疱疹については世界65ヵ国以上で承認されており、帯状疱疹においては世界85ヵ国以上で承認されています。
バルシビル1000mgは、インドにある大手製薬会社で、世界的にも有名なシプラ(Cipla)社で製造、販売されています。シプラ社は一般医療薬品、抗生物質、抗がん剤、喘息薬、抗エイズ剤、糖尿病薬、動物用ヘルスケア用品など幅広い分野の薬を製造しており、北欧や南米、アジアやヨーロッパ、中東やアフリカなどの世界150ヵ国に輸出している、インドでも筆頭格であり、世界的にもグローバルな大手製薬会社です。
バルシビルの効果・効能
バルシビルの有効成分は塩酸バラシクロビルであり、抗ヘルペスウイルス薬と言われています。
唇ヘルペスは(単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1))、性器ヘルペスは(単純ヘルペス2型(HV-2))と感染する場所でウイルスの種類が分かれていますが、塩酸バラシクロビルはどちらのウイルスにも効果を発揮します。
ウイルスは単体では増殖できないため、宿主に寄生して宿主の細胞の繁殖の作用を乗っ取り、ウイルス自体のDNAが複製され、繁殖していくという仕組みがあります。その際にはウイルスの持つ酵素であるDNAポリメラーゼの作用が関与しています。DNAポリメラーゼが正常に作用しないと、ウイルスは増殖ができなくなります。
塩酸バラシクロビルは体内で吸収された後、リン酸化し、アシクロビルリン酸という物質に変換されます。このアシクロビルリン酸は、ヘルペスウイルスのDNAポリメラーゼの作用を阻害する効果があります。DNAポリメラーゼの作用を阻害するため、ヘルペスウイルスは増殖ができなくなり、次第にヘルペスウイルスの症状が緩和され、治療や再発防止の効果を発揮するというわけです。
バルシビルの使用方法・注意事項
バルシビルの服用方法は、症状によって異なります。
- 単純疱疹:通常成人ではピルカッターなどで1錠を半分にし、500mgを1日2回経口摂取します。
- 帯状疱疹:通常成人では1日3回、1回1錠を経口摂取します。
- 水痘:通常成人では1日3回、1回1錠を経口摂取します。
- 単純疱疹:通常成人ではピルカッターなどで1錠を半分にし、500mgを1日2回、造血幹細胞移植施行7日前から施工後35日まで経口摂取します。
- 性器ヘルペス:通常成人ではピルカッターなどで1錠を半分にし、500mgを1日2回経口摂取します。再発防止の場合は、ピルカッターなどで1錠を半分にし、500mgを1日1回経口摂取し、1年間は服用を継続します。
服用する時間帯は決まっていませんが、毎日同じ時間に服用することをおすすめします。また、飲み忘れに気付いた時は、すぐに服用して下さい。ただし、次回の服用分との時間が短い場合には、1回分とばして次回分から服用して下さい。絶対に2回分を1度に飲まないでください。
副作用としては、下痢、吐き気、嘔吐、発疹、めまい、頭痛などがあります。すべての副作用を記載したわけではありません。また、腎機能障害のある方や高齢者などは、使用注意が必要です。その他にも、使用禁忌や併用禁忌がありますので、使用前には必ず医師や薬剤師に相談して下さい。
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
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