テンビル(Tenvir) 30mg 30錠

テンビル(Tenvir)の概要 ※ツルバダ配合錠ジェネリック

テンビルは、シプラ社が製造・販売する抗HIV薬になります。ツルバダ配合錠の海外ジェネリック医薬品であるため、その効果の実績が確認できた上で安価に購入できるのが魅力です。ただし、有効成分は使用されているものの、日本国内においては承認されていない薬であるため、購入の際は通販や個人輸入を経由しなければならないので注意が必要となります。

HIVウイルスに感染するとエイズを引き起こし、時間をかけて免疫機能不全を生じさせます。エイズを発症すると完治は難しく、HIVに感染しない事が重要です。アメリカCDCは、テンビルを性交渉する前から服用する事で感染リスクを軽減できると報告しています。

HIVウイルスは血液から感染するため、血液と接触する機会が多い医療従事者らの予防薬としても使用されます。

テンビルの効果・効能

テンビルの有効成分は、テノホビルジソプロキシルフマル酸塩です。日本国内の医療機関でもHIV治療によく用いられている成分になります。DNA鎖伸長を停止させ、HIV-1逆転写酵素の活性を阻害する作用があります。ウイルスの増殖を抑える事で抗ウイルス効果が期待できます。

HIVウイルスを完全に死滅させることは困難なので、あくまで症状の進行を食い止める薬なので注意が必要です。海外ではPrEP（プレップ）と呼ばれる性感染症の予防法が一般的に用いられています。日本では聞きなれない予防法ですが、アメリカなどでは、コンドーム着用以外での性感染予防法として知られており、その予防法に用いられる薬として認知があります。

さらに最近では、テンビルの効果はB型肝炎ウイルスに対しても有効と報告され、臨床研究がさらに進められています。

テンビルの使用方法・注意事項

テンビルの服用方法は、1日1回1錠を服用します。HIVに感染している場合も感染予防に服用する場合も同様です。常に薬の効果が一定に継続していなければならない薬であるため、毎日の服用時間帯を均一になるように調整して下さい。食事の影響はほとんど報告されていないため、好きなタイミングを選んで服用できます。

主な副作用は、下記の症状が報告されています。

• 頭痛
• 口渇
• 吐き気
• 浮腫

いずれも服用初期に現れやすいため、服用はじめの間は、なるべく安静に過ごしながら様子を見ましょう。稀に重篤な症状として、腎機能障害や膵炎が報告されています。軽微な副作用でも長く続くような時は、一度医療機関を受診するようにして下さい。高齢者や小児の方への安全性は十分に検証されていないため、服用の際は医師への相談が必要です。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。