シンドーパ(SYNDOPA) 275 25mg+250mg 100錠

シンドーパ(SYNDOPA)の概要　※ネオドパストンのジェネリック

シンドーパは、サンファーマ社が製造・販売するパーキンソン病治療薬になります。ネオドパストンの海外ジェネリック医薬品であるため、その効果と安全性を確認できた上で安価に購入できるのが魅力です。

ネオドパストンは、日本国内における承認薬として登録されていますが、シンドーパは同じ成分であるものの承認を受けていない海外薬となっています。国内承認されていないため、購入の際は、海外通販や個人輸入を経由する必要があるため注意が必要です。

人気の高い医薬品は偽物品の流通も確認されており、期待する効果が得られない薬を手にしてしまう可能性があります。シンドーパの治療対象であるパーキンソン病は、身体の動きを不自由とさせる症状を呈する疾患なので、薬の効果が得られない場合、大きなリスクとなります。

シンドーパの効果・効能

シンドーパの有効成分は、カルビドパとレボドパになります。二つの有効成分が配合されている事が最大の特徴で、パーキンソン病症状に強い効果を発揮します。特に有効成分が含まれた単剤だけでは、十分に効果が感じられなかった場合に有効です。

レボドパは、ドパミンの前駆物質で脳内に移行し、酵素によって代謝されドパミンとして働きます。また、カルビドパは、脳に入る前のレボドパの分解を抑制する効果を持ち、レボドパの脳内移行量増加が可能です。結果、レボドパの作用時間が長くなり、より安定した効果の発揮が期待できます。シンドーパは、既存のドパミンが分解されない効果に加えて新たにドパミンを補充するという効果を持つ薬です。

このように二つの有効成分が組み合わされた薬が開発された事により、従来の薬以上に強力なドパミン補充が可能となりました。

シンドーパの使用方法・注意事項

シンドーパは国内承認薬ではないため、日本人向けの服用方法は定められていません。海外におけるシンドーパの服用方法は、少量から服用を開始し、症状の改善度合いを確認しながら徐々に増量していくのが一般的です。標準維持量はレボドパ量として1回200～250mg1日3回となっています。シンドーパの1錠あたりのレボドパ量は250mgです。レボドパは1日1500mg以上服用してしまうと副作用リスクなどの向上が示唆されているため、1日6錠以内で効果が得られない場合は、他の治療方法を検討する必要があります。

主な副作用は、吐き気や嘔吐、食欲不振、便秘などの消化器症状がほとんどです。稀に薬の効果が強過ぎてジスキネジアという勝手に手足などが動いてしまう症状が現れる可能性があります。ジスキネジアの出現や消化器症状が長く続くような場合は、医療機関を受診するようにして下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。