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リトミューン(Ritomune) 100mg 30錠
商品名 | : | リトミューン(Ritomune) 100mg 30錠 |
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ブランド | : | Cipla |
有効成分 | : | リトナビル(Ritonavir) 100mg |
内容量 | : | 30錠 |
剤形 | : | タブレット |
リトミューン(Ritomune)の概要 ※ノービアのジェネリック
リトミューンは、シプラ社が製造・販売するHIV治療薬として有名なノービアのジェネリック医薬品です。 HIVウイルスの増殖を抑え、免疫機能を向上させることにより、エイズの発症と進行を遅らせるプロテアーゼ阻害薬です。
内に入ったHIVウイルスは成長・増殖するために、タンパク質を合成して大きくしていきます。タンパク質の増殖には、プロテアーゼという酵素が必要です。プロテアーゼ阻害剤には、プロテアーゼの働きを抑制してタンパク質を分解する作用があります。
HIV治療薬のプロテアーゼ阻害薬としてはリトミューンの有効成分であるリトナビルをはじめ、アタザナビル、インジナビル、サキナビル、ダルナビル、ホスアンプレナビルなどが承認されていますが、このうちリトナビルは血液中の抗HIV作用が特に優れているとされています。
ただし、ほかの抗HIV薬と同様に副作用が強く、他の薬との併用には注意が必要なため、慎重な服用が必要となります。
リトミューンの効果・効能
リトミューンの有効成分はリトナビル100mgで、HIVウイルスの増殖に関わるプロテアーゼ酵素を阻害します。その結果、ウイルス増殖を抑制することにより免疫を受け持つCD4陽性リンパ球が減少し、免疫力を向上させ、エイズの発症や進行を遅らせる効果があります。
HIVウイルスが体内に侵入すると、免疫を保つ役割を担っているCD4陽性リンパ球が破壊され、通常なら抵抗力のある病気にかかりやすくなってしまいます。
有効成分リトナビルは、HIVウイルスの増殖に必要なタンパク質を大きくすることを止めて、ウイルスの増殖を抑え、エイズの発症や悪化を予防します。感染の早期に適切に服用すれば、数十年の間症状を抑えることができます。
リトミューンの使用方法・注意事項
リトミューンは通常、成人はリトナビルとして1回600mg(6錠)を1日2回食後に服用します。初日は1回300mg(3錠)を1日2回、2日目と3日目は1回400mg(4錠)を1日2回、4日目は1回500mg(5錠)を1日2回服用してください。その後、5日目からは維持量として1回600mgを服用します。 HIVの治療においては、必ず他の抗HIV薬と併用するようにしてください。
飲み忘れた場合は、思い出した時すぐに飲んでください。ただし、次の服用時間が近い時は、忘れた分の服用はしないで次の通常時間に服用してください。一度に2回分を服用しないでください。
【主な副作用】
- 吐き気
- 嘔吐
- 頭痛
- 下痢
- 腹痛
- かゆみ
- 発疹
- 肝機能異常
- 血糖値上昇
- 高脂血症
特に胃腸症状はよくある副作用ですが、軽度であれば心配するほどのものではありません。
【重篤な副作用】
- 不整脈
- 膵炎
- 糖尿病
- 皮膚粘膜障害
服用後に気になる症状が強く現れたら、直ちに医師の診察を受けてください。リトミューンの有効成分で過敏症の既往歴がある方、肝臓病や腎臓病でコルヒチンを服用している方は服用を控えてください。
また以下のような併用禁忌薬が多くあるので、服用には細心の注意が必要です。
- ベプリジル塩酸塩水和物
- キニジン硫酸塩水和物
- フレカイニド酢酸塩
- プロパフェノン塩酸塩
- アンピロキシカム
- ピロキシカム
- エルゴタミン酒石酸塩
- タダラフィル(アドシルカ)
- リバーロキサバン
- アゼルニジピン
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
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