レバゲン（REBAGEN）100mg 100錠

レバゲン（REBAGEN）の概要

レバゲンは、 Macleods Pharmaceuticals Ltd（マクレオーズ）社が製造・販売する胃炎や胃潰瘍、胃粘膜病変の治療に使用されるお薬です。日本でも医療機関でよく処方されるムコスタのジェネリック医薬品で、主に胃壁の血管に作用して粘液の分泌を増やし、胃腸の血流を良くすることで胃を丈夫にしてくれます。

物理的・心理的ストレスが多いと胃の血流が悪くなり、胃腸の働きが弱くなって出血やむくみなど胃のトラブルにつながることがあります。また、胃酸が過剰に分泌されると胃粘膜が傷つき、炎症を起こすことで胃炎や胃潰瘍などを起こすこともあります。

レバゲンはムコスタと同じ有効成分のレバミピドを含んでおり、胃を保護して傷ついた胃壁を修復する高い効果と、副作用が少なく安心して使用できることが大きな特徴です。他の薬との相互作用が少なく副作用の心配もほとんどないので、使いやすい胃薬といえるでしょう。

レバゲンの効果・効能

レバゲンの有効成分であるレバミピド100mgは、胃粘膜のプロスタグランジンE2という物質を増やし、胃を保護してくれる成分です。胃潰瘍や急性・慢性胃炎、胃粘膜病変（胃のびらん・出血・発赤・浮腫など）の治療に使用され、防御因子増強剤としても知られています。

胃酸が分泌されすぎると、胃粘膜が刺激されて胃痛や消化不良の原因となりますが、レバミピドは胃酸から胃を保護する働きをしてくれます。また、胃粘液の分泌を促進することにより胃炎や潰瘍の治りを良くし、鎮痛剤などの薬による胃の炎症を予防する効果もあります。

レバゲンの使用方法・注意事項

レバゲンの服用方法は、1日3回、1回1錠を服用します。飲むタイミングは朝・夕・就寝前が一般的です。服用直後に軽い胃痛が起こることがあります。胃炎は再発リスクも多いので、症状が治まった後もしばらくは服用を続けた方が良いでしょう。飲み忘れた場合は、思い出した時に1回分を服用して問題ありませんが、一度に2回分を服用してはいけません。

副作用はほとんどありませんが、胃腸の働きが活発になるために空腹感やげっぷ、空腹期収縮（おなかが鳴る）などを感じることがあります。

ごく稀に、以下のような症状が報告されています。

• 嘔吐
• 悪心
• アナフィラキシーショック
• めまい
• 皮下出血
• 全身浮腫
• 発疹
• 食欲不振
• 倦怠感

服用して効果や副作用が強いと感じた場合は、一度服用を中止して医師または薬剤師に相談してください。レバゲンに対してアレルギーのある方は使用禁忌ですが、それ以外の併用禁忌は報告されていません。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。