ルシファクス（RCIFAX）550mg 50錠

ルシファクス（RCIFAX）の概要　※リフキシマのジェネリック

ルシファクスは、ルピン社が製造・販売する血液中のアンモニアを減らす薬です。リフキシマの海外ジェネリック医薬品であるため、その効果と安全性を確認できた上で安価に購入できるのが魅力です。

有効成分に関しては、国内でも使用されていますが、ルシファクス自体は国内承認薬ではないため、クリニックなどで処方を受ける事はできません。購入の際は、海外通販や個人輸入を経由する必要があります。肝障害が悪化なると、アンモニアの代謝がうまくできなくなり、血中アンモニア量が増加する可能性があります。

アンモニアは脳に悪影響を及ぼし、眠気や人格変化、異常行動、ふるえなど、症状が強く現れた場合、昏睡に至る事もあります。有効成分の作用は、肝性脳症の改善に有効と認められ、国内でも使用されている成分です。

ルシファクスの効果・効能

ルシファクスの有効成分は、リファキシミンになります。細菌細胞のRNA合成を阻害する作用を持ちます。広範な抗菌スペクトルを持つ難吸収性リファマイシン系抗菌薬であるため、腸管内のアンモニア産生菌を抑制し、アンモニアの産生量を減少させる事が可能です。

他のリファマイシン系抗菌薬とは異なる設計がされており、飲んでもほとんど吸収されません。この特性が作用し、腸管内のアンモニア産生菌を継続的に抗菌する事が可能となっています。また、消化管から吸収されないため、血中から全身を巡ることがないので副作用はほとんどありません。

日本国内における有効成分の承認は、まだ日は浅いですが海外においては、1980年代から承認されており、臨床データも十分です。旅行者下痢症や過敏性腸症候群、クローン病の治療にも用いる事ができるとされています。

ルシファクスの使用方法・注意事項

ルシファクスは、国内承認薬でないため日本人向けの服用方法が定められていません。有効成分であるリファキシミンの国内での服用方法は、1回400mgを1日3回食後に経口服用します。飲み忘れをしてしまった時は、1回分をスキップするようにして下さい。1度に2回分を服用する事はないようにしましょう。ルシファクスは、1錠に有効成分が550mg含まれているので、過剰な量の摂取になりやすいため注意が必要です。

体内にほとんど吸収されないため副作用はほとんどありません。稀に腹痛や下痢が報告されています。症状が強く現れる場合や長く続く場合は、一度医療機関を受診するようにしましょう。一部、免疫抑制薬などとの併用注意があるため、常用薬がある場合は、併用可能かどうか確認してから服用して下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。