ラノラズ(Ranolaz) 500mg 100錠

ラノラズ(Ranolaz)の概要　※ラネクサのジェネリック

ラノラズは、トレントファーマ社が製造・販売する狭心症治療薬です。ラネクサの海外ジェネリック医薬品であるため、その効果と安全性を確認できた上で安価に購入できるのが魅力です。ラノラズを含み有効成分が国内承認されていないため、クリニックなどで処方を受ける事はできません。購入の際は、海外通販や個人輸入を経由する必要があります。

狭心症は、心筋に血液を行き渡らせる冠動脈が狭くなる事によって心筋が酸素不足に陥って胸の痛みや圧迫感を引き起こす病気です。心筋硬塞と合わせて虚血性心疾患として統計をみた場合、日本国内の患者数は100万人を超え、毎年約7万人の方が亡くなっています。

一般的に血管を拡張させる治療が用いられますが、ラノラズは、従来用いられている作用機序とは異なる効果で症状を改善させます。

ラノラズの効果・効能

ラノラズの有効成分は、ラノラジンになります。体内のナトリウムイオンのバランスを整える事で狭心症の治療が行える新しいタイプの薬です。硝酸薬やカルシウム拮抗薬、β遮断薬など既存の狭心症治療薬ではなかなか改善しなかった方に特に有効とされています。

従来型の狭心症治療薬とは作用機序が異なるため、ナトリウムチャネル阻害薬と呼ばれるグループに分類される事もあります。女性より男性の方が強い効果が得られるというデータも報告されています。有効性は確認されていますが日本国内では、未承認の成分です。

まだ、十分に作用機序が解明されていない点が承認を遅らせている理由の一つと考えられます。しかし、アメリカなどでは、10年ほど前から承認され実際に狭心症治療に用いられています。

ラノラズの使用方法・注意事項

ラノラズは国内承認薬ではないため、日本人向けの服用方法は定められていません。FDAが示す外国人向けの服用方法としては、1日2回1錠の500mgを服用します。効果が十分に得られない場合は、1日2,000mgまで増量する事が可能とされています。2,000mgまでで効果が十分得られなかった際は、他の治療薬との併用や別の治療方法を選択しなければなりません。また、他剤との併用の場合は、許容上限量が変化する可能性があるため、常用薬との併用に問題がないか確認してから服用する必要があります。

主な副作用として、めまいや頭痛、便秘、吐き気などが報告されています。服用はじめの間は、意識状態の変化を及ぼしやすい期間であるため、車の運転や危険な機器の取扱い、高所での作業は避けましょう。稀に副作用症状が長く続く事も報告されているので、その際は医療機関の受診を行って下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。