オクスカーブ（OXCARB）600mg 100錠

オクスカーブ（OXCARB）の概要　※テグレトール錠（カルバマゼピン）のジェネリック

オクスカーブは、シプラ社が製造・販売する抗てんかん治療薬です。テグレトール錠（カルバマゼピン）の海外ジェネリック医薬品であるため、その効果と安全性を確認できた上で安価に購入できるのが魅力です。また、従来の薬から一部改良が施されているのが特徴となります。日本では未承認ですが世界で既に90ヵ国以上において承認されています。

有効成分に関しては、国内でも使用されていますが、オクスカーブ自体は国内承認薬ではないため、クリニックなどで処方を受ける事はできません。購入の際は、海外通販や個人輸入を経由する必要があります。

日本国内におけるてんかん患者数は60万人～100万人と推計されており、小児から高齢者まで様々な年齢層に患者がいます。てんかんは、脳が一時的に過剰興奮する事で、意識消失やけいれんなどを引き起こします。この症状をてんかん発作と呼び、オクスカーブを服用すると多くの場合、症状を抑える事が可能です。

オクスカーブの効果・効能

オクスカーブの有効成分は、オクスカルバゼピンです。てんかん発作の局所発作、全身発作の双方に効果を示します。

脳神経の過剰な反応を抑える作用機序は、主に電位依存性ナトリウムチャネルの遮断、カリウムチャネルとの相互作用と高電位活性化カルシウム電流の抑制、グルタミン酸介在性作用の抑制などによって抗痙攣作用を示すと考えられています。

推奨されている服用方法としては、てんかん発作に対する第一選択薬の中枢神経系などへの副作用軽減を目的としての投与です。他の抗てんかん薬で十分な効果が認められない場合の併用療法として用いられます。テグレトール錠を改良しているため、より有効性は高く、副作用リスクも少ないと評価されています。

オクスカーブの使用方法・注意事項

オクスカーブの服用方法は、成人の場合、目安として1日600mgを2回に分けて服用します。小児の場合、同じ量を服用すると成分過多となり副作用が生じる可能性があるため、1日の服用量目安は体重1kgあたり8～10mgを参考に、医師や薬剤師に相談して決めるようにしましょう。

オクスカーブには1錠あたり有効成分が600mg含まれているため、ピルカッターなどで分割して服用するようにして下さい。

主な副作用として、以下の症状が報告されています。

• 眠気
• 疲労感
• めまい
• 吐き気
• 視覚の異常
• ふるえ

服用開始時や服用量の調節を行った際は、意識状態に変化を及ぼす可能性が高いため、日常生活で転倒などが起こらないよう注意して生活して下さい。副作用が生じた際は、速やかに医療機関を受診しましょう。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。