メタフラム（METAFLAM）経口投与 1.5mg 15ml

メタフラム（METAFLAM）経口投与の概要　※メタカムのジェネリック

メタフラム 経口投与はインドのSAVA Healthcare（サバ・ヘルスケア）社から製造・販売されている、犬用の非ステロイド性抗炎症薬です。先発品であるメタカムと同じ有効成分が配合されたジェネリック医薬品となります。

主に急性・慢性の筋骨格障害関節痛の治療に用いられており、生後6カ月以上から服用できます。即効性と持続性があるのが特徴で、消化器系や腎臓に影響を与えないため同じような薬と比べ副作用が少ないのが安心できるポイントです。また、スポイトが付属しているので直接飲ませやすいでしょう。

犬には筋骨格系の病気が比較的多く発症します。たとえば関節炎、椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼などがあります。関節炎は高齢になり新陳代謝が衰えてきたり、感染症、肥満などが原因で軟骨がうまく機能せず炎症を起こします。椎間板ヘルニアは激しい運動、老化などで椎間板に変形し神経を圧迫することで痛みが生じます。メタフラムはこのような炎症や傷みを改善する医薬品です。

SAVA Healthcare社はインドを拠点とする比較的新しい製薬会社です。最先端の製造部門と世界規模の研究開発を行っており、ハーブ抽出物、動物用獣医製剤など幅広い製品を広めている企業です。

メタフラム 経口投与の効果・効能

メタフラム 経口投与の有効成分はメロキシカム（Meloxicam）1.5mgです。メロキシカムは、非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）の一種で炎症を抑え、痛みを緩和する効果があります。

痛みや炎症を引き起こす酵素にはプロスタグランジンがあります。メロキシカムは、この酵素の働きを阻害する作用があります。人間の薬でもメロキシカムは配合されており、腰痛、歯痛、生理痛、頭痛などの痛みや、発熱を抑える効果があります。

ただし、対症療法に使用されるため痛みの原因である疾患そのものを治療することはできません。

メタフラム 経口投与の使用方法・注意事項

メタフラム 経口投与の服用初期は、体重1kgに対して1日1回4滴を投与します。続けて2回目からは2滴を投与します。直接投与する場合、口を閉じた状態で上を向かせ、口の横から投与してください。

主な副作用には食欲減退、嘔吐、下痢などの消化器系の症状が起こることがありますが、大半は時間の経過とともに消失します。犬専用のため、犬以外の動物への投与はしないでください。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。