メフタル(Meftal) 500mg 100錠

メフタル(Meftal)の概要　※ポンタールのジェネリック

メフタルはインドのBluecross（ブルークロス）社が製造・販売している鎮痛剤です。先発品であるポンタールのジェネリック医薬品となります。非ステロイド性抗炎症薬で、ステロイドを含まない解熱鎮痛薬として、主に以下の症状の緩和に使用されます。

• 頭痛
• 手術後の痛み
• 歯の痛み
• 関節の痛み
• 筋肉の痛み
• 生理痛



対症療法としての医薬品のため、痛みや炎症の原因となる疾患そのものは改善しませんが、それに伴う症状を軽減してくれます。フェナム酸系に分類され、胃腸障害などの副作用は少ないのが特徴です。

Blue Cross Laboratories社はインドに拠点を置く製薬会社です。1980年に設立されて以来、解熱剤や鎮痛薬をはじめ、サプリメント、皮膚科の治療分野をカバーするなど、幅広い製品の研究から販売までをしている企業です。また、自社ブランドのジェネリック医薬品も提供しています。

 

メフタルの効果・効能

メフタルの有効成分はメフェナム酸(Mefenamic Acid) 500mgです。メフェナム酸は炎症をしずめて、腫れや痛みなどの症状をおさえます。とくに鎮痛、解熱効果が強いことが分かっています。

メフタルは、痛み、発熱、炎症を引き起こす物質のプロスタグランジンを体内で生産させるのを阻害することで作用します。このプロスタグランジンは体内の組織や器官、体液に存在し、痛みや発熱、炎症の発生に深く関わりのある物質です。何らかの原因で組織に損傷が起きると炎症、発痛、発熱に関係する酵素が作用することによってつくられます。

 

メフタルの使用方法・注意事項

メフタルは通常、成人は1回1錠（500mg）を1日3回食後にコップ1杯の水と共に服用します。歯痛や偏頭痛による痛みには1～2日、骨関節炎による痛みには数週間を服用期間の目安としてください。1日の最大服用量は1500mg（3錠）です。

主な副作用として以下の症状が報告されています。

• 下痢
• 胃痛
• 腹痛
• 吐き気
• 嘔吐
• 食欲不振
• 口内炎
• 発疹
• じんま疹
• むくみ
• 肝臓・腎臓の働きの低下



飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分飛ばしてください。2回分を一度に飲んではいけません。

 

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。