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アーモトラズ(ARMOTRAZ) 1mg 10錠
商品名 | : | アーモトラズ(ARMOTRAZ) 1mg 10錠 |
---|---|---|
ブランド | : | シプラ |
有効成分 | : | アナストロゾール(Anastrozole)1mg |
内容量 | : | 10錠 |
剤形 | : | タブレット剤 |
アーモトラズ(ARMOTRAZ)の概要
アーモトラズは、閉経後に起こる乳癌の発生や癌細胞の増殖を抑える効果のある、乳癌に対する抗悪性腫瘍薬です。乳癌発症後に増殖を抑制させる働きもありますが、過去に乳癌が認められた方が、再発を予防する目的で使用するケースもあります。
乳癌全体の6~7割は、女性ホルモンであるエストロゲンが原因で発生・増悪してしまいます。アーモトラズは、そのエストロゲンの過剰分泌を抑制する作用で、乳がん治療を行うことから、ホルモン療法薬と言われています。
また、閉経後でエストロゲンが原因で乳癌になった人では、従来の乳癌治療薬で主流な薬を2~3年服用した後に、アーモトラズや同じ成分を含む乳癌治療薬に切り替えた場合、相乗効果および副作用において優位に優れているという結果が出ています。
インドにある大手製薬会社で、世界的にも有名なシプラ(Cipla)社で製造、販売されています。シプラ社は一般医療薬品、抗生物質、抗がん剤、喘息薬、抗エイズ剤、糖尿病薬、動物用ヘルスケア用品など幅広い分野の薬を製造しており、北欧や南米、アジアやヨーロッパ、中東やアフリカなどの世界150ヵ国に輸出している、インドの筆頭格製薬会社です。世界保健機構(WHO)の許認可機関に承認されています。
アーモトラズの効果・効能
アーモトラズの有効成分は、アナストゾールであり、ホルモン療法薬の中でもアロマターゼ阻害薬と言われています。女性ホルモンであるエストロゲンは、閉経前と閉経後で、分泌される場所が変わります。閉経後はエストロゲンの分泌場所が変わり、そのことが原因で乳癌を発症、増悪が起こります。
閉経前はエストロゲンとエストロゲン受容体が結合することで、エストロゲンは卵巣から分泌されます。エストロゲンは結合乳腺や乳房の発達を促し、育児のための乳汁をつくる機能を整える等、女性らしく保つ役割を果たします。しかし、閉経後は、卵巣機能が衰えエストロゲンが分泌できなくなるため、その代わりに副腎皮質から男性ホルモンであるアンドロゲンが、脂肪等にあるアロマターゼという酵素によって、エストロゲンに変換されるようになります。
閉経後はエストロゲンが急速に減るため、エストロゲンを少しでも多く受け止めようと乳管上皮細胞で、エストロゲン受容体が増えます。アンドロゲンがアロマターゼによりエストロゲンになり、エストロゲンがエストロゲン受容体と乳管上皮細胞で結合することで、乳癌を発生、増悪させてしまうのです。
アナストゾールは、アンドロゲンをエストロゲンに変換するアロマターゼの作用を阻害することで、乳管上皮細胞にエストロゲンの生成を抑え、その結果、乳癌の発生や増悪を抑える効果を発揮します。
アーモトラズの使用方法・注意事項
通常、アーモトラズは1日1回、1回1mgを、水またはぬるま湯で服用します。食事に作用されないため、食前食後等はどちらでも構いません。服用する時間帯は決まっていませんが、毎日同じ時間に服用することをおすすめします。また、飲み忘れに気付いた時は、すぐに服用して下さい。ただし、次回の服用分との時間が短い場合には、1回分とばして次回分から服用して下さい。絶対に2回分を1度に飲まないでください。
副作用としては関節痛、ほてり、発疹等があります。重篤な副作用としては、皮膚粘膜眼症候群、アナフィラキシー、黄疸、血栓塞栓症等があります。すべての副作用を記載したわけではありません。また妊娠をしている方や他に服用している薬がある方は使用に注意が必要です。その他にも、使用禁忌や併用禁忌がありますので、使用前には必ず医師や薬剤師に相談して下さい。
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
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