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アトロベント(Atrovent) 20mcg 200回分
商品名 | : | アトロベント(Atrovent) 20mcg 200回分 |
---|---|---|
ブランド | : | ベーリンガー・インゲルハイム |
有効成分 | : | イプラトロピウム(Ipratropium)0.02mg |
内容量 | : | 200回分 |
剤形 | : | 吸入剤 |
アトロベント(Atrovent)の概要
アトロベントは気管支が収縮するのを防ぎ、気管支を広げることで呼吸を楽にする気管支拡張薬です。通常では気管支喘息、慢性閉塞肺疾患(COPD)、慢性気管支炎、肺気腫による気道閉塞性障害に基づく呼吸困難等の症状に用いられます。
上記のような疾患による気道の閉鎖による呼吸器疾患の治療に、世界中で昔から使用されている薬です。
アトロベントは、気管支拡張薬の中でも作用時間が短い短時間型(SAMA)の吸入器です。そのため、即効性はあるのですが持続性はありません。常に使用しないといけない状態であれば、1日数回アトロベントを使用する必要があります。しかし、その分症状によっては調節がしやすいため使いやすいという特徴もあります。
また、アトロベントの様な吸入器は内服薬と比べると、副作用が少ないという大きなメリットもあります。薬を吸入することで、ほぼ気管のみに作用するため、全身性の副作用が起こりにくいのです。
インドにあり、世界的にも有名な大手製薬会社であるシプラ(Cipla)社で製造・販売されています。シプラ社は一般医療薬品、抗生物質、抗がん剤、喘息薬、抗エイズ剤、糖尿病薬、動物用ヘルスケア用品など幅広い分野の薬を製造しており、北欧や南米、アジアやヨーロッパ、中東やアフリカなどの世界150ヵ国に輸出している、インドの筆頭格製薬会社です。世界保健機構(WHO)の許認可機関に承認されています。
アトロベントの効果・効能
アトロベントの有効成分はイプラトロピウムであり、抗コリン薬(副交感神経遮断薬)と言われています。イプラトロピウムは日本では1981年から使用されており、古くからある気管支拡張薬です。
肺の副交感神経から遊離する神経伝達物質であるアセチルコリンが気管支平滑筋にあるムスカリン受容体に結合することが気管支を収縮する原因の1つとなります。イプラトロピウムはムスカリン受容体に作用し、アセチルコリンとムスカリン受容体の結合を阻害します。その結果、気管支の収縮を防ぎ、気管支を拡張する効果を発揮します。
アトロベント等の抗コリン薬は吸入が第1選択とされることが多く、また早期の軽い息切れ症状や他の気管支拡張薬等で効果不十分な呼吸困難時に追加で頓服するといった用法でも使用されます。
アトロベントの使用方法・注意事項
アトロベントは通常、成人では専用のアダプターを使用して、1日3回~4回、1回1噴霧~2噴霧を吸入します。年齢や症状により適宜増減できます。また、発作時や呼吸困難時等の頓服でも使用も問題ありません。必要以上に噴霧しても効果が強まるわけではなく、副作用のリスクが高まりますので、ご注意下さい。
アストロベントを初めて使用する場合は2回、吸入する前に容器の底を上にして予備噴霧をして下さい。
アストロベントを3日以上使用しなかった場合は、吸入する前に容器の底を上にして1回予備噴霧をして下さい。
吸入口に口が付いた場合はガーゼやティシュなどできれいに拭いて清潔を保つようにして下さい。
吸入後は口の中に薬が残っているため、なるべくうがいをするようにして下さい。
副作用としては、口の乾燥、舌の炎症、吐き気、頭痛、一過性動悸、排尿困難、等があります。希に重大な副作用として、アナフィラキシー、思い不整脈、心房細動、等があります。すべての副作用を記載したわけではありません。緑内障や前立腺肥大症の方は使用禁忌です。その他にも、使用禁忌や併用禁忌がありますので、使用前には必ず医師や薬剤師に相談して下さい。
・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
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