セルタ(SERTA) 25mg 150錠　※ゾロフトのジェネリック

セルタ(SERTA)※ゾロフトのジェネリックの概要

セルタは、ユニケム社が製造・販売するうつ病治療に用いられる医薬品でゾロフトのジェネリック医薬品になります。精神疾患は、その他の疾患と比べると完治まで時間がかかる傾向があり、薬の服用期間も長くなる事が多くあります。セルタは、ジェネリック医薬品のため正規品と同成分の効果が安価に手に入れられる点が魅力です。

うつ病は、躁うつ病なども含まれる気分障害の一分類で、憂うつ感や眠れない、疲れやすい、体がだるいといった症状が強く現れる病気です。日本においては、およそ15人に1人がうつ病を経験していると報告されており、比較的身近に存在している病気です。現在においても、うつ病の発症メカニズムはまだよく分かっていません。脳内で情報伝達の役割を担う神経伝達物質のセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンのバランスの乱れが関係している可能性があると考えられ様々な治療薬が製造され、セルタもその一種です。

セルタの効果・効能

セルタの有効成分は、セルトラリン25mgになります。SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）という分類に属され、セロトニンの再取り込みを抑制し、脳内のセロトニン量の維持に効果を発揮します。セロトニンは、感情や気分のコントロールに深く関わっていると考えられており、充足させる事で心のバランスを整える効果が期待できます。モノアミン仮説によると、うつ病患者ではセロトニン濃度が際立って低くなると提唱されています。

セルタは、選択的にセロトニンのみに作用させる成分であるため、他に影響を与えるのを最小限に抑えているので、副作用のリスクが他の抗うつ薬に比べて少なくなっています。また、効果時間も長く1日1回の服用で十分なため、飲み忘れなども避けられ安心して服用できるのが特徴です。

セルタの使用方法・注意事項

セルタの服用方法は、1日1回服用します。朝、晩など明確な定めはありませんが、毎日同じ時間帯に服用するようにして下さい。飲み合わせに注意しなければならない食べ物はありませんが、アルコールに関しては副作用リスクを高めると報告されているため、服用前後では避けて下さい。

副作用としては、稀に睡眠障害や傾眠、めまい、頭痛、悪心、下痢、便秘などの症状が報告されています。意識状態を変化させる可能性があるため、服用開始期は車の運転や高所での作業、危険な機器の取扱いは避けるようにして下さい。また、精神疾患は再発率も高いため、症状が改善されたからと言ってすぐに服用を中止するのではなく、様子をみながら徐々に服用回数を減らすなどして行く事が推奨されています。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。