ペクセップ(PEXEP) CR 12.5mg 30錠　※パキシルのジェネリック

ペクセップ(PEXEP)CRの概要　※パキシルのジェネリック

ペクセップCRは、インタスファーマ社が製造・販売するうつ病などの治療薬になります。パキシルのジェネリック医薬品なので、その有効性が証明されていることと、安価に購入できる点が魅力です。

うつ病は、日常生活に強い影響が出るほどの気分の落ち込みが続くなど、意欲や喜びを感じにくくなる病気です。原因は遺伝、ストレスなどさまざまあり、日本人の発症率は100人中3～7人と報告されており、身近にある病気です。

治療方法は、カウンセリングに加え薬物療法がほとんどになります。抗うつ薬によってセロトニンやドパミン機能を高めるとうつ病が回復すると考えられています。近年、主に用いられているのはセロトニン濃度を高める選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）で、当医薬品もこの分類のものになります。従来用いられてきた、抗うつ薬より副作用が少なく安心して使用することができます。

ペクセップCRの効果・効能

ペクセップCRの有効成分は、パロキセチンになります。抗うつ剤として世界の110ヶ国以上で使用されている実績をもちます。薬学的には、選択的セロトニン再取込阻害薬（SSRI）の分類となり、セロトニンの再吸収を抑制し、脳内のセロトニン量を維持する働きをします。

セロトニンは、精神の安定に関与し、脳を活発に働かせるために必要な神経伝達物質です。セロトニンが不足するとストレスによる精神のダメージを強く受け、脳が活発化されにくくなるため気力が湧きにくく無気力になる傾向があります。

ペクセップCRを服用することで、セロトニン量を安定させ症状改善効果が期待できます。また、セロトニンにのみ作用する効果を持つので、他の神経伝達物質などへの影響は最小限で副作用が少なくなっています。

ペクセップCRの使用方法・注意事項

ペクセップCRの服用方法は、うつ病の場合、1日1回夕食後に20～40mgを服用します。原則として、効果が不十分で増量する必要がある場合は、1週間ごとに10mgずつ段階的に増量して下さい。急な服用量の増減は、副作用を引き起こすリスクを高めることになるので注意が必要です。特に服用を中止する際には、その反動で様々な症状が現れる可能性があるので慎重な対応をお願いします。

副作用は、胃腸症状や体重増加、むくみ、口渇、不眠、めまいなどが報告されています。胃腸症状に関しては、多くの場合2週間程度で治ります。それ以上に続く場合は、一度医療機関の受診を行い適切な指示を受けるようにして下さい。また、めまいなど意識状態を変化させる副作用も報告されているため、服用はじめは安全のため、車の運転や高所での作業、危険な機器の取扱いなどは避ける必要があります。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。