ウルソコール(Ursocol) 300mg 30錠

ウルソコール(Ursocol)の概要

ウルソコールは、インドに本拠地があるサンファーマ社が製造・販売する「ウルソ」のジェネリック医薬品です。ウルソコールは胃炎や肝機能の改善に使用される薬で、胆汁の分泌を促進して胆汁の流れを改善し、肝臓や小腸の消化機能を向上させます。

ウルソコールの有効成分はマイルドで副作用が少ないのが特徴で、安全性の高い薬であるため、胆石・肝臓疾患を抱える多くの方に処方されています。コレステロールによって引き起こされる胆石を溶解するため、肝臓の炎症を良くし、病状の進行を抑える効果もあります。

基本的にさまざまな肝機能障害の改善に役立つ標準治療薬のジェネリック薬で、効果の高さと副作用の少なさ、コスパの良さで定評があります。

ウルソコールの効果・効能

ウルソコールの有効成分は、ウルソデオキシコール酸になります。ウルソデオキシコール酸は、胆管を洗浄し、胆汁の流れを改善します。胆汁の流れが良くなることで、肝臓の血流も良くなり、消化不良が改善されることにつながります。

通常は胆汁の流れが悪いことによる肝疾患の治療、消化不良の改善、コレステロール性胆石の溶解、慢性肝疾患の改善などに用いられ、肝機能や小腸の消化機能を改善に効果が期待できます。

また、副作用が少なく、昔からよく使用されている薬なので安心して服用できる薬なため、現在ではC型肝炎の治療薬としても使用されています。

ウルソコールの使用方法・注意事項

ウルソコールは、1日3回朝、夕、就寝前に服用します。1回の量は50mg～200mgで、症状や年齢に応じて服用量の調節を行ってください。

胆道系疾患、慢性肝疾患、肝機能の改善の場合は、1回50mgを1日3回服用します。原発性胆汁性肝硬変、C型肝炎の場合は、3回に分けて1日600mgを服用するようにし、増量する場合の1日の最大服用量は900mgまで可能です。

飲み忘れた場合は、気づいた時にできるだけ早く服用してください。ただし、次に服用する時間が近い場合は、2回分を一度に飲まずに1回分を飛ばしてください。

ウルソコールの主な副作用は、下痢、腹痛、吐き気、胸焼け、食欲不振などです。使用していてこれらの副作用が出た場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。

また、ウルソコールは、特定の薬と併用できない場合があります。糖尿病で糖尿病治療薬などを服用している方は、使用前にかかりつけの医師などに相談してから使用してください。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。