オルメシップH(Olmecip H) 20mg+12.5mg 100錠

オルメシップH(Olmecip H)の概要

オルメシップHは、Cipla（シプラ）社が製造・販売している、血圧を下げる効果がある2つの有効成分を1錠に配合した降圧剤です。オルメサルタンメドキシル20mgとハイドロクロロシアザイド12.5mgの組み合わせで構成されており、高血圧の治療に使用されます。

しかし、オルメサルタンとハイドロクロロシアザイドを含む合剤は、国内では承認されておらず、市販薬としては認可されていない成分であるため、ドラッグストアなどで同様の薬剤を購入することはできません。日本では、オルメサルタン単剤やハイドロクロロシアザイド単剤での処方が一般的です。

オルメシップHの効果・効能

オルメシップHの有効成分は、オルメサルタンメドキシル20mgとヒドロクロロチアジド12.5mgです。

オルメサルタンメドキシルは、血管を拡張させて血圧を下げる作用があります。一方、ヒドロクロロチアジドは、体内の塩分と水分を排出することで血圧を下げる作用があります。

この組み合わせにより、効果的に血圧を下げることができます。

高血圧は、心臓病、脳卒中、腎臓病、視覚障害などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。高血圧を適切に管理することで、これらの合併症のリスクを軽減することができます。オルメシップHは、高血圧の管理に役立つ薬剤であり、血圧を下げることで、これらの合併症のリスクを軽減することができます。

オルメシップHの使用方法・注意事項

オルメシップHは、1日1回、食前または食後に、医師が指示した用量で服用します。飲み忘れた場合は、できるだけ早く服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分を飲まずに、通常通りに服用してください。

オルメシップHの効果は、個人によって異なる場合がありますが、通常は1週間から2週間以内に効果が現れます。しかし、効果が現れるまでの期間や効果の程度は、個人によって異なります。医師の指示に従って、定期的に血圧を測定し、治療の適正性を確認することが重要です。

この薬剤は、高血圧を治療するために開発されたものであるため、他の目的で使用しないでください。また、妊娠中の女性には推奨されません。妊娠中または妊娠の可能性がある場合は、医師に相談してください。

副作用としては以下の症状が報告されています。これらの症状が出た場合は、医師に相談してください。

• めまい
• 脱力感
• 嘔吐
• 下痢
• 腹痛
• 頭痛
• 筋肉痛
• 重篤な肝機能障害

また、以下に該当する方は服用を禁止されています。

• 有効成分のオルメサルタン、ヒドロクロロチアジドに対して過敏症の既往歴のある方
• チアジド系薬剤又はその類似化合物（クロルタリドン等のスルフォンアミド誘導体）に対して過敏症の既往歴のある方
• 妊婦又は妊娠している可能性のある方
• 無尿の方
• 急性腎不全の方
• 体液中のナトリウム・カリウムが明らかに減少している方
• アリスキレンフマル酸塩（ラジレス）、デスモプレシン酢酸塩水和物（ミニリンメルト）を投与中の方

医師の指示に従って、正しい用量で服用することが重要です。また、使用中に副作用が発生した場合は、すぐに医師に相談してください。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。