カブゴリン(Cabgolin) 0.5mg 8錠

カブゴリン(Cabgolin)の概要

カブゴリンは、サンファーマ社が製造・販売するパーキンソン病の治療薬になります。カバサール・カベルゴリンのジェネリック医薬品となるため、効果の実績が確認できた上で安価に購入できる点が魅力です。

パーキンソン病は手足の震えや体の強張りといった症状を特徴とし、筋肉の動きが鈍くなっていく病気です。パーキンソン病を患うと、ドーパミンが減少し神経伝達物質が分泌されなくなり、脳からの指令が全身に届かなくなります。カベルゴリンはドーパミンの代わりにドーパミン受容体と結合することで神経伝達物質を出し、症状を緩和させる作用を持ちます。

また、現在では、パーキンソン病治療薬としてだけでなく性欲亢進や早漏改善などを期待できるとして使用されています。

カブゴリンの効果・効能

カブゴリンの有効成分はカベルゴリン0.5mgになります。麦角系ドパミン作動薬に分類される医薬品です。他治療薬と比較すると劇的な効果はあまり得られませんが、持続した安定効果が得られ、運動合併症状が抑えられる点が特徴になります。

半減期が約65時間と非常に長くなっています。また、眠気や傾眠の副作用が少ない点も評価されるポイントです。使いやすいさの観点からパーキンソン病早期発症のタイミングでは、第一選択薬として用いられることが多くなっています。他の成分効果として、プロラクチンの分泌を抑える作用が確認されています。

高プロラクチンが原因として生じる排卵障害や無月経、乳汁漏出症などに有効です。応用的な服用方法として、男性は射精後、プロラクチンの分泌により性欲がなくなります。カブゴリンの作用によってプロラクチンを抑えることで性欲減退を回避することができます。

カブゴリンの使用方法・注意事項

カブゴリンの服用方法は、パーキンソン病の場合、0.25mgより1日1回から服用をはじめることが推奨されています。服用のタイミングは、朝食後に1回服用します。 2週目から1日0.5mg、それ以降は症状が安定するまで1週間毎に0.5mgずつ増量していきます。

但し、最高用量は3mgまでなので、副作用リスクなどが高まるため決められた用量を超えないように注意して下さい。高プロラクチンや乳汁漏出症の場合、同様に0.25mgからはじめ、1.0mgを上限として服用します。

副作用としては、眠気やめまい、吐き気、食欲不振などが報告されています。意識状態に影響を与える可能性があるため、服用中の車の運転や高所での作業、危険な機器の取扱いなどは避けるようにして下さい。副作用症状が数日以内に治らない際には、すみやかに医療機関を受診して適切な指示を受けるようにする必要があります。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。