アイエフ(IF) 2 点眼液 0.1% 5ml

アイエフ(IF)2点眼液の概要

アイエフは、シプラ社が製造・販売するアレルギー症状を緩和する点眼薬です。当医薬品は、ジェネリック医薬品なので効果の実績を確認した上で安価に購入できる点が魅力です。代表的な治療対象として花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎があります。

花粉症の患者数は年々増加傾向で国民の40%以上が罹患していると言われています。主な原因は植物の花粉で、その中でもスギが発する花粉によるものが最も多くなっているため、1月から4月にかけて症状が現れる場合が多いです。花粉は体内に取り込まれると免疫機構によって異物として認識され、IgE抗体が作り出されます。

再度花粉が侵入すると、IgE抗体が花粉を抗原として認識し、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンといった物質が放出されることでかゆみなどの症状が現れます。

アイエフ2点眼液の効果・効能

アイエフの有効成分は、オロパタジン塩酸塩0.1%になります。当成分は、ヒスタミンの受容体を遮断する作用があり、ヒスタミン放出を抑制することでアレルギー症状を軽減することができます。また、ロイコトリエンなどアレルギーに関係する物質の遊離を抑制する作用もあわせ持っているため、より効果的にアレルギー症状を緩和します。

当医薬品は、第2世代の抗ヒスタミン薬で、ヒスタミン受容体に対する選択性が高いことが特徴となっており、抗コリン作用など余計な副作用が減弱されている点が特徴です。

また、効果の即効性や持続時間も改善されています。ステロイド点眼薬に比べると効き目は弱いですが、その分副作用がほとんどないため長期使用に適しています。

アイエフ2点眼液の使用方法・注意事項

アイエフの使用方法は、通常、1回1滴を1日4回、朝、昼、夕、それと寝る前に点眼します。点眼の時は、容器の先端が直接目に触れないように注意し感染症リスクを避けるよう意識が必要です。各点眼後、1～5分程度まぶたを閉じ成分を浸透させて下さい。コンタクトレンズを使用している場合は、外してから点眼する必要があります。

また、他の点眼薬を使用する場合は、5分以上間隔を空けてから使用するようにして下さい。使用の際は、早期の使用がポイントになります。症状がひどくなってからでは十分に効果を発揮することができません。

副作用はほとんどありませんが稀にまぶたの発赤や腫れ、充血、かゆみ、異物感などが報告されています。症状が現れても数日以内に消失することがほとんどですが、長く続くようであれば一度医療機関などで適切な指示を受けるようにして下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。