レボクイン(LEVOQUIN) 500mg 100錠　※クラビットのジェネリック

レボクイン(LEVOQUIN)の概要

レボクインは、シプラ社が製造・販売するクラミジアや淋病の治療薬でクラビットのジェネリック医薬品になります。クラミジアは、ほとんど症状がないため中々感染に気づかない感染症です。感染経路のほとんどが罹患患者との性交渉になります。

感染を放置していると精巣上体炎や骨盤内炎症疾患などを起こし不妊症の原因となる事もあります。近年は、患者数が横ばいですが注意が必要な感染症です。淋病は、男性の場合、尿道から黄白色の膿性の分泌物がみられたり、排尿時に痛みを伴うことがあります。

女性の場合は、男性に比べると頻度は少ないですがおりものの変化などの症状が出ることがあります。男女共にクラミジアとは異なり症状が現れる事が多いです。また、クラミジアと淋病は合併している事も多く、その数は20%近くと報告されています。

レボクインの効果・効能

レボクインの有効成分はレボフロキサシ500mgになります。ニューキノロン系抗菌薬に分類される感染症治療薬で細菌のDNA合成を阻害し増殖を防ぐ事ができます。

クラミジアや淋菌をはじめ、他の細菌感染症においても効果を示します。クラミジアに対しての効果が特に強く、服用者の9割以上で効果が得られているというデータも示されています。

また、その効果は全身に有効で性器をはじめ咽頭、肺、膀胱、尿路、口腔内など様々な場所での殺菌作用が確認されています。レボクインの効果範囲は、ウイルスまでは及ばないので注意が必要です。

レボクインの使用方法・注意事項

レボクインの服用方法は、1日1回500mgを最低7日間連続で服用します。服用開始すぐに症状が治まり、治ったように感じる事もあるかもしれませんがクラミジアなどは再発リスクも高い感染症であるため服用を途中で止める事のないようにして下さい。

過去に再発の経験などがある場合は、必要に応じて最長14日間まで期間を延長して服用するとより効果を実感できます。食前食後などは問いません。可能な限り毎日同じ時間帯に服用するようにし、体内で有効な成分濃度を一定にして下さい。決められた服用量は、守り1度に大量の服用を行わないようにしましょう。服用量が多くとも薬の効き目に大きな変化はありません。逆に副作用の発現リスクを高める事になります。

主な副作用は、吐き気や胃痛、下痢、めまいなどが報告されています。ごく稀に意識状態を悪くする副作用を引き起こす可能性があるため、服用開始初期は、車の運転や高所での作業、危険な機器の取扱い作業などは極力控えるようにして下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。