オルメサバ(OLMESAVA) 40mg 30錠　※オルメテックのジェネリック

オルメサバ(OLMESAVA)の概要

オルメサバは、サバ社が製造・販売する高血圧治療薬になります。オルメテックのジェネリック医薬品となるためその効果の実績が十分であることと、高血圧は、長期間に渡って治療を必要とする疾患となるため安価に購入できる点が魅力です。

高血圧は、一般的には血圧計にて計測した収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上の状態を指します。分類が大きく二分され、本態性高血圧という生活習慣が密接に関わったタイプと続発性高血圧という何かの疾患が原因で血圧が二次的に高くなってしまうタイプとがあります。

当医薬品は、前者のタイプに特に有効です。本態性高血圧は、塩分の取り過ぎや肥満、運動不足、ストレス、疲れなどが原因となります。高血圧の状態が続くと血管が傷ついたり、血管が固くなったりして動脈硬化が引き起こされます。動脈硬化が進行するとさまざまな臓器に障害が起こり、最悪の場合、脳卒中や心筋梗塞といった重篤な病気の発症につながります。

オルメサバの効果・効能

オルメサバの有効成分は、オルメサルタン・メドキソミルになります。当成分は、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬と呼ばれる新しいタイプの降圧薬です。血圧を上げるアンジオテンシンⅡという物質を抑制する作用があります。アンジオテンシンIIが抑制されることで、体の血管が広がり、水分や電解質が調整されて血圧が下がります。同様に血圧を下げる作用をもつACE阻害薬に比べると咳などの副作用が少ない点が特徴になります。

また、効果の持続性が高いため、1日1回の服用で降圧効果を維持することが可能です。近年では、降圧効果だけでなく、ラットに対する実験において認知機能の低下を有意に抑制することが分かり、認知症治療薬としての可能性が注目されています。

オルメサバの使用方法・注意事項

オルメサバの服用方法は、成人の場合、10～20mgを1日1回経口服用します。必要に応じて、5mgずつ増量し、40mgを上限として服用します。当医薬品は即効性の効果は、得られにくく効果を実感するまで1～2週間程度を要します。飲み忘れしてしまった場合は、直ちに服用する必要があります。ただし、次の服用までに時間の間隔がない場合は、一回分の服用を飛ばして下さい。服用量が多過ぎると、副作用が生じるリスクが高まってしまいます。副作用としては、めまいやふらつき、立ちくらみ、倦怠感、頭痛などが報告されています。薬の飲み初めは、車の運転や高所での作業、危険な機器の取扱いは避けるようにして下さい。高血圧の改善は、生活習慣の改善も強く関わりますので、薬に加えて生活習慣の見直しを行うとより効果的です。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。