オルリガル(Orligal) 120mg 84カプセル

オルリガル(Orligal)の概要

オルリガルはダイエット目的で開発された肥満治療薬で、食事量の最大30％の脂肪吸収がカットされることから、世界中の肥満症に悩む人たちに愛用されている薬品です。ジェネリック大国であるインドの大手医療薬品メーカーである、ハブ・ファーマー（HAB）によって製造されています。ハブ・ファーマーは17か国以上の国に拠点を持ち、30年以上の経験と知識をもとに薬品製造に取り組んでいます。

食事の際に服用するだけで、体重減少、体脂肪減などの効果が期待できます。毎日の食事の際に服用してもよいですが、外食などで脂っこい料理を食べるときだけに利用しても、効果があります。

ハンバーガーなどのジャンクフードや、焼き肉やラーメンなどの高脂肪食の前に服用することで脂肪摂取量を減らすことができます。1日3回服用するだけですので、きついダイエットが苦手な方にもおすすめです。

オルリガルの効果・効能

オルリガルの有効成分であるオルリスタットは腸内の酵素リパーゼに作用し、腸管からの脂肪の吸収を阻害することで、結果的に体内への脂肪吸収を抑えることができます。吸収されなかった脂肪は、便と一緒に排泄されるため、糖尿病や高脂血症、高血圧症の改善にも合わせて効果が期待できます。

アメリカの治験では、食事制限をせずに、1年間投与で5%の体重減少が見られた成人が60%、10％の体重減少が見られた成人男性は27%という結果が出ています。

BMIが28以上で高脂血症などの他に関連する危険因子がある人や、BMIが30以上の肥満症の方の服用に適しています。

オルリガルの使用方法・注意事項

オルリガルは服用してからの効果時間は、1時間です。１時間以上たつと効果がうすくなってきます。ですので、１日3回食事の前後の直前に飲む事をおすすめします。脂肪分の多い食事のときのみ服用したい人は、食後の直前での服用をおすすめします。

また、脂溶性であるビタミンA、D、E、K、βカロテンの吸収も阻害されますので、それらを摂取できるサプリメントも一緒に飲む事が推奨されています。なお、アルコールと一緒に摂取しても、効果が少なくなることはないですので、パーティーや飲み会などでも、安心して服用できます。

副作用としては、最も起こりやすいのが、脂肪分が体内に吸収されなかった際におこる、胃腸障害です。お腹の張りや、腹痛、急激な便意や、便量の増加などがあげられます。胃腸障害以外でも、上部呼吸器感染症、尿路感染、頭痛、低血糖、月経不順などがあげられます。すべての副作用を記載したものではありません。その他にも副作用や使用禁忌、併用禁忌はありますので、使用前に医師や薬剤師に相談して下さい。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。