オフロキサシン (タリビッド ジェネリック) 200mg 100錠

オフロキサシン（Ofloxacin）の概要　※タリビッド ジェネリック

オフロキサシンは、インドの製薬メーカーであるエフ・ディー・シー社が製造・販売する細菌感染の治療薬になります。タリビッドのジェネリック医薬品となるため、その効果の実績を確認できた上で安価に購入できる点が魅力です。

その殺菌効果は、グラム陽性菌からグラム陰性菌にまで強い効果を発揮します。主に用いられる感染症の種類は、尿路感染症、呼吸器感染症、皮膚感染症、耳鼻科領域の感染症になります。細菌感染症は、ウイルスが原因となって生じる風邪の後に起こる二次感染において特に注意しなければなりません。

風邪ウイルスに比べると感染はしにくいですが、感染してしまうと長期化や重症化のリスクが高くなります。治療目的以外にもクリニックなどでは、二次感染予防を目的として風邪の罹患時に処方される事があります。

オフロキサシンの効果・効能

オフロキサシンの有効成分は、同じ名称のオフロキサシンになります。ニューキノロンと呼ばれる抗菌薬で、従来の抗菌薬に比べると抗菌力が強く、効果の対象が広いのを特徴としています。また、アレルギーの発生率も低く安全に服用する事ができます。

服用すると、細菌のDNA複製を妨げる効果があります。厳密にいうとDNA複製に必要な酵素であるDNAジャイレースやトポイソメラーゼIVの働きを阻害し、タンパク質合成をできなくします。その結果、細菌の増殖を抑えたり、細胞を破壊する事で殺菌効果が得られます。

病巣への薬効成分の移行がスムーズで飲み薬では治療が困難であったケースでも有効性を示しています。注意点として、小児では軟骨障害の可能性が示唆されており、原則小児には用いられません。

オフロキサシンの使用方法・注意事項

オフロキサシンの服用方法は、1日に2～3錠を分けて服用します。ただし、感染症の種類および症状によって適宜増減させます。特異な副作用としてアキレス腱炎などの腱障害とけいれんが報告されています。特に高齢者や腎機能低下者は注意が必要です。基礎疾患を有している場合は、医師に相談してから服用する必要があります。

また、稀に精神変調や意識障害を起こすことも報告されているため、服用はじめは車の運転や高所での作業、危険な機器の取扱いは避けるようにしましょう。併用に注意しなければならない薬がいくつかあり、一部の鎮痛薬ではけいれんが、ステロイド薬ではアキレス腱障害の発生頻度が高まると報告されています。常用薬がある場合は、併用可能かどうか確認してから服用するようにして下さい。一般的には、妊娠中の女性や子どもには使用する事はできないため、別の治療薬を検討します。

・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。