商品カテゴリ
ラコサム(LACOSAM) 50mg 30錠
商品名 | : | ラコサム(LACOSAM) 50mg 30錠 |
---|---|---|
ブランド | : | トレント・ファーマ |
有効成分 | : | ラコサミド(Lacosamide)50mg |
内容量 | : | 30錠 |
剤形 | : | タブレット剤 |
ラコサム(LACOSAM)の概要
ラコサムは、脳内の興奮作用を抑え、過度な神経細胞の興奮を抑制することで、てんかん発作を抑える、抗てんかん薬です。既存のてんかん薬とは異なる作用の仕組みにより、神経細胞の過度な興奮を抑える等の効果があります。日本でも抗てんかん薬として有名なビムパットのジェネリック医薬品になります。
主に脳の1部から興奮作用が始まる部分発作の予防に効果があります。単独で用いることも出来ますが、他の抗てんかん薬とも服用する、カクテル療法にも向いています。作用機序が違うため、カクテル療法により、てんかんの発作抑制効果が高まります。
1959年に設立された、世界的に有名なインドの歴史の古い製薬会社である、トレントファーマ (Torrent Pharmaceuticals)社によって、製造・販売されています。トレントファーマ社は、アメリカやヨーロッパ、ロシアなど、世界各国に輸出をしており、抗感染症薬や循環器系の薬、ジェネリック医薬品の製造に力を入れており、日本国内では生活習慣病や感染症の予防に多大に貢献しています。
_ラコサムの効果・効能
ラコサムの有効成分は、ラコサミドであり、抗てんかん薬の中でも新世代薬と言われています。脳には神経細胞が集積していて、神経細胞の興奮にはイオンの働きが関わっています。これらのイオンには、興奮性シグナルのナトリウムイオン(Na+)やカルシウムイオン(Ca+)があります。これら興奮性イオンが神経伝達し、てんかん発作を引き起こす1つの原因となります。
興奮性シグナルのNa+は、このシグナルの通り道であるNaチャンネルから流入し、Ca+は、このシグナルが通り道であるCaチャネルから流入することで興奮性神経伝達物質のグルタミン酸が放出され神経興奮がおこります。ラコサミドは、Naチャネルを阻害することで、興奮シグナルを抑え、神経細胞の過度な興奮を抑制することで、抗てんかん効果を発揮します。
ラコサミドは、一般的な抗てんかん薬とは、異なる仕組みでNaチャンネルを阻害します。一般的にNaチャンネルを阻害する向精神薬は、急速に不活性化を促進させますが、ラコサミドは、緩やかなスピードで不活性化を促進させます。また、他の抗てんかん薬と併用することで、互いの医薬品の相乗効果を発揮するため、カクテル療法にも向いています。
_ラコサムの使用方法・注意事項
ラコサムは通常、成人では1日100mgを2回に分けて服用します。症状に応じて適宜増量出来ますが、増量する場合は急に増量せず、1週間以上あけてから、100mgずつ増量します。1日あたりの最大量は、400mgまでです。
4歳以上の小児の場合は、1日2回、体重1kgあたり2mgを2回に分けて服用します。症状によって増量できますが、急に増量せずに、1週間以上の間隔を空けて、1日、体重1kgあたり2mg以下ずつ増量して下さい。維持量は体重30kg未満の小児は体重1kgあたり6mgです。体重30kg~50kgの小児の場合は、体重1kgあたり4mgが維持量になります。症状に応じて、適宜増減できますが、体重30kg未満の小児は体重1kgあたり12mg、体重30kg~50kg未満の小児は体重1kgあたり8mgが1日の最大量になります。50kg以上の小児は、成人と同じ用法・容量と同じです。
副作用としては、浮動性めまい、疲労、傾眠、頭痛、悪心等があります。重大な副作用としては、徐脈、失神、中毒性表皮壊死融解症、薬剤性過敏症症候群、などがあります。すべての副作用を記載したわけではありません。妊娠している方や授乳中の方は使用に注意が必要です。その他にも、使用注意や併用注意がありますので、使用前には必ず医師や薬剤師に相談して下さい。
_・使用方法に関しては、かかりつけの医師などに相談してからご使用ください。
・保管方法は、高温や湿気の多い場所は避けるようにしてください。
・副作用が出た際には、医師に相談することをおすすめいたします。
オススメの関連商品
ゼムプレッド...
3,432円
ゾネグラン(Z...
10,180円
ジプラシドン...
4,808円
リスニア(Ris...
3,960円
ゼルドックス...
15,351円
ブプロピオン...
5,929円
ジプラシドン...
4,463円
ゾニセップ 5...
3,713円
レビュー
役立つ情報をお寄せください。